━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      ■□■ 電網かわら版『必読!ITメディア』 ■□■     第185号 2019年 2月25日発行 〜総配信数 620部 Thanks!〜 ───────────────────────────────────   ◇インターネット、情報通信、放送関連の話題を、氾濫する情報洪水の中    から厳選、平易かつ簡明に要約・解説してお届けします。                   by マイクル渡辺 info@micle.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  沈丁花の蕾が膨らみ、爽やかな甘い香りが待ち遠しいこの頃です。如何お過 ごしでしょうか。相変わらずの”ネット自営業”に勤しむ中、先週末は東京の萩 中交通公園で、孫たちと楽しい一日を過ごしました。  今号もギリギリの発行タイミングとなってしまいましたが、昨年同様「くる まーと」で取り上げた「クルマとIT」の話題を中心に、いくつかご紹介いたし ます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【クルマとIT】〜「くるまーと:ニュース&トピックス」より http://kurumart.jp/news/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●日産連合にも…GM、トヨタ、VWを襲った1千万台のジンクス(19/2/14) https://bit.ly/2tjyVgq  米ゼネラル・モーターズ、トヨタ、独フォルクスワーゲン…。世界販売台数 が年1千万台規模のトップメーカーは、これまでに相次ぎ、経営危機や品質問 題、不正発覚などで窮地に陥った。そして今般、日産自動車など3社でつくる 企業連合のトップを務め、販売台数で世界首位をうかがっていたカルロス・ゴ ーン被告の事件が起きた。各社が抱えた問題は異なるが、巨大化のひずみなの か、「1千万台の呪い」とも言えるジンクスが繰り返された格好だ・・・ ─────────────────────────────────── ●トヨタ、EVで「系列」回帰、リスク低減でパナも恩恵(19/2/1) https://bit.ly/2ShZEIb  トヨタとパナソニックは、EV向け電池の開発・生産で提携した。米テスラ に電池を供給しているパナソニックにとって朗報だ。EVをめぐる市場競争で 出遅れているトヨタにとっても賢明な選択だ。電池製造・調達の「系列」化で コスト削減と業務の合理化、サプライチェーンの管理がしやすくなるだろう。 時間をかけて磨いた日本式のビジネス慣行に回帰しつつある・・・ ─────────────────────────────────── ●軽自動車ばかりが売れる日本はダメなのか(19/1/27) https://bit.ly/2G2OiSO  2018年の車名別新車販売台数で、軽自動車は首位のホンダ「N-BOX」はじ め、トップ10のうち7車種を占めた。「日本独自規格である”軽”ばかりが売れ るのは不健全だ」ともいわれるが、それは表層的な見方にすぎない。自動車に は、その土地での人々の生き方が反映される・・・ ─────────────────────────────────── ●「空飛ぶクルマ」を日本で実現するのに圧倒的に足りないもの(19/1/24) https://diamond.jp/articles/-/191569  経済産業省と国土交通省は、いわゆる「空飛ぶクルマ」の実現に向けたロー ドマップを公開した。2019年中に試験飛行開始を目指し、2023年を目途とし て日本国内各地で事業を開始し、2030年代に実用化を拡大するとしている。 だが、「日本で、なぜ必要なのか?」という観点での将来構想があまりに不明 瞭だ。物流、都市部での人の移動、中山間地域の人の移動、レジャーでの活用 など「ありきたりの利活用例」を単純に並べているだけだ・・・ ─────────────────────────────────── ●BMWJ、「BMW プレ・オーダー」を拡充(19/1/15) https://www.bmw.co.jp/ja/press/2018/20190115.html  ビー・エム・ダブリューは、最新モデルの正式発売前の先行予約(プレ・オ ーダー)を可能とする、新オンライン・プラットフォーム「BMW プレ・オー ダー」を拡充する。第一弾として、EV「 i3」新型モデルの先行予約受付を開 始した。 ─────────────────────────────────── ●「4代目プリウス」は一体何がズレていたのか(19/1/15) https://toyokeizai.net/articles/-/259629  登場から約3年。トヨタの「プリウス」がマイナーチェンジを行った。コネ クテッド機能や先進安全装備の標準化に加え、何より、登場当初から批判の声 が多かったエクステリアデザインに大幅に手が入れられた。大事なのはプリウ スらしく見えることなのに、お描きのようなグラフィックスで奇抜なデザイン にしてしまったのだから、受け入れられるはずがなかった・・・ ─────────────────────────────────── ●「ドラレコ」付き自動車保険が超便利なワケ(19/1/8) https://toyokeizai.net/articles/-/256849  東名高速道路で起きた「あおり運転」事件などの影響もあり、ドライブレコ ーダーへの関心が急速に高まっています。ドラレコは「自分で買う」ほかに、 「自動車保険にドラレコ特約を付ける」ことで入手できます。保険更新時にこ の特約付けると、保険会社から高機能ドラレコがすぐに送られてきます・・・ ─────────────────────────────────── ●自動運転、世界で覇権争い激化、政府主導の中国脅威(19/1/4) https://bit.ly/2SNm0ye  「100年に1度」とされる自動車業界の大変革期の大波の中で、特に重要と 位置付けられているのが自動運転だ。2040年には世界販売台数の3割超を自動 運転車が占めるとの予測も。開発をめぐっては国内外で異業種を含めた提携が 加速、中国が技術の高度化に向けたデータ収集で特異な存在感を示すなど覇権 争いが激化・・・ ─────────────────────────────────── ●「100年に1度の自動車革命」という煽りの正体(19/1/3) https://toyokeizai.net/articles/-/257694  最近、日本の経済メディアで「100年に1度の自動車革命」や「CASE(ケー ス)」という言葉が頻繁に登場するようになった。そもそも、そうした時代変 化について積極的に強調したのは、ドイツのダイムラーだ。CASEは、同社が 2016年頃から自動運転、EV、コネクテッドカー、シェアリングをゴロ合わせ して使用するようになった単なるマーケティング用語・・・ ─────────────────────────────────── ●「どん兵衛・0円タクシー」稼ぎ方のカラクリ(18/12/19) https://toyokeizai.net/articles/-/255403  12月5日から12月31日まで東京都内を走る50台の「どん兵衛タクシー」。 車体の全体や内装を日清食品による交通広告として使用する。仕掛けたのは、 ディー・エヌ・エー。乗客の料金は、なんと無料である。いったい、どのよう なビジネスモデルなのか?背景には、タクシー配車アプリ戦争が・・・ ─────────────────────────────────── ●軽トラックが集う「市場」の意外と熱い現場(18/12/10) https://toyokeizai.net/articles/-/253995  「軽トラ市」を知っているだろうか。さまざまな業種の商人が品物を持ち寄 り、地域住民が品物を買う場を、軽トラックを使って行うものだ。全国100カ 所近くで開催している。今年の全国軽トラ市は、11月に栃木県宇都宮市で行わ れた。全国から駆けつけた軽トラは63台。商品はバラエティー豊かで、地元の 生鮮食料品や手工芸品だけでなく、衣服やパソコンも・・・ ─────────────────────────────────── ●ホンダ、スマホアプリ「osoba」を開発(18/11/15) https://www.honda.co.jp/news/2018/4181115.html  ホンダは、ドワンゴと共同開発したスマホ向けアプリ「osoba(オソバ)」の サービスを2019年1月より開始する。「S660」のセンターディスプレイ装備 車に、「初音ミク」の声で、ドライブやメンテナンス情報などを提供する。 ─────────────────────────────────── ●車部品、存亡懸ける大転機(18/10/15) https://bit.ly/2OtImH0  自動車の誕生から100年以上にわたって内燃機関が動力源の主流の地位を占 めてきたが、電池とモーターで動くEVが普及すれば旧来型のエンジンやトラ ンスミッションなどの関連部品も必要がなくなり、部品点数も大幅に減る。部 品メーカーは自動車メーカーに言われたことを言われた通りこなし、その範疇 で提案することが求められていたため、主体的な技術開発や顧客開拓などを苦 手としている・・・ ─────────────────────────────────── ●トヨタがソフトバンクと組んだ理由(18/10/11) https://diamond.jp/articles/-/181878 https://www.softbank.jp/biz/iot/service/monet/  電撃発表されたトヨタとソフトバンクの提携。両者は何度も「日本連合」と いう言葉を用い相思相愛をアピールした。トヨタはソフトバンクを与しやすい 企業とみたのではないか。技術や通信プラットフォームの強固さではグーグル やアップルより下で、それでいてビジネス投資は機敏なソフトバンクなら、ト ヨタが組み敷かれる側になることなく、協業で実を取れると踏んだ・・・ ─────────────────────────────────── ●トヨタ「世紀の提携」の先に抱える大きな難題(18/10/10) https://toyokeizai.net/articles/-/241962  「MaaS」と呼ばれる次世代型サービスを実行するためには、乗り越えなけ ればならない大きな壁が存在する。トヨタは日本国内でビジネスを展開してい く当初から、「地元の名士」と呼ばれる独立資本の優良企業とのネットワーク を形成してきた。メーカーであるトヨタや、その旗振り役である豊田社長がい かに理想を掲げようとも、トヨタ系ディーラーにそれを理解してもらい、その うえで多大な協力を得られなければ、それは実現しない・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇電網かわら版は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000005947」「melma! 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