━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      ■□■ 電網かわら版『必読!ITメディア』 ■□■     第183号 2018年 3月 6日発行 〜総配信数 630部 Thanks!〜 ───────────────────────────────────   ◇インターネット、情報通信、放送関連の話題を、氾濫する情報洪水の中    から厳選、平易かつ簡明に要約・解説してお届けします。                   by マイクル渡辺 info@micle.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  「そだねー」に熱狂した冬季オリンピックの余韻が薄れ、沈丁花の香りに春 の訪れを実感する季節となりました。如何お過ごしでしょうか。  例年悩まされる寒暖差アレルギーや、ようやく訪れた五十肩も軽度で済み、 降圧・降下剤のお世話になりつつも、本日無事67歳の誕生日を迎えました。  随時ネットにアップされる、孫娘と昨秋誕生した男孫の笑顔やしぐさに癒さ れつつ、ネット自営業に勤しんでいます。  自動車産業も「CASE」と呼ばれるキーワードで象徴される「100年に1度の 大変革期」に突入したようです。コネクテッド(C)、オートノマス(A、自動運 転)、シェアード(S)、エレクトリック(E)・・・  今号は、「くるまーと」で取り上げた「クルマとIT」に関する最近の話題を いくつかご紹介いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【クルマとIT】  〜「くるまーと:ニュース&トピックス」より http://kurumart.jp/news/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●トヨタはIT企業の下請けになるのか(3/3) http://biz-journal.jp/2018/03/post_22513.html http://www.inoue-hisao.net/  自動運転、カーシェアなど、変革の波が押し寄せている自動車業界は今後、 どこへ向かうのか。昨年「自動車会社が消える日」(文春新書)を上梓したジャ ーナリストの井上久男氏に話を聞いた。日産取締役の志賀さんは個人的見解と して、2050年になくなるものは4つあると話しています。ガソリンスタンド、 自宅の駐車場、信号機、運転免許証・・・ ─────────────────────────────────── ●「自動運転車」の事故、誰が責任を負うのか(2/19) http://toyokeizai.net/articles/-/209184  安全運転支援システムを備える自動車ユーザーの4人に1人が「急に加速・ 減速した、衝突被害軽減ブレーキが効かなかった」など想定外の出来事を経験 したことが明らかになった。今後、自動運転レベル3以上が発売されると、事 故原因に、システムの誤作動や欠陥が疑われるケースが増えると予想される。 そうした場合の責任の所在や被害者への補償はどうなるのか・・・ ─────────────────────────────────── ●EV本格普及はいまだ不透明(2/15) http://diamond.jp/articles/-/159754  EV用車載電池の国際カンファレンスで、EVブームの仕掛け人ジャーマン3 の関係者すら「EV本格普及はいまだに不透明」という見解を示したことに、 日本人関係者の多くが驚いた。欧州のEVシフトの構図は、ディーゼル不正に よるネガティブな企業イメージからのV字回復を狙ったVWが仕掛け、ダイム ラーがすぐに相乗りし、その流れをBMWが追い、独自動車部品大手ボッシュ とコンチネンタルがサイドサポートに回った、というもの・・・ ─────────────────────────────────── ●新型「Aクラス」独自ハイテクは何が凄いのか(2/5) http://toyokeizai.net/articles/-/207447  独ダイムラーが先日発表した新型「Aクラス」。独自のマシンラーニング(機 械学習)や音声認識などのハイテク技術を搭載、こうした分野で先行するアマ ゾンやグーグルなど、米シリコンバレーのハイテク企業に対抗する姿勢を示し た。新たな外観で車内は従来より広く設計され、高速道路で運転者を支援する 半自動運転の機能も搭載・・・ ─────────────────────────────────── ●ダイハツ、点検・整備結果の音声入力システムを新開発(2/1) https://www.daihatsu.com/jp/news/2018/20180201-1.html  ダイハツ工業は、点検・整備結果の音声入力システムを新開発、販売会社で の導入を開始した。少子高齢化などにより、整備士の人材不足が喫緊の課題と なっている中、点検・整備の時間短縮や精度向上により、限られた人員でスピ ーディかつ効率的に作業を行うとともに、サービス品質の向上を目指す。 ─────────────────────────────────── ●「無人化」を目指すトラック隊列走行の現実味(1/26) http://toyokeizai.net/articles/-/206128  関東甲信地方を大雪が襲った翌日、“物流の新たな大動脈”とされる新東名高 速道路で、大型トラック3台による「トラック隊列走行」の実証実験が始まっ た。今回は3台とも運転手が乗車しハンドル操作を行ったが、2年後の2020年 には後続2台は「無人」での自動走行実現を目指す。狙いは物流業界の人手不 足解消だが、実現に向けてのハードルは高い・・・ ─────────────────────────────────── ●デトロイトショーの凋落に見る米自動車産業の不透明感(1/26) http://diamond.jp/articles/-/157173  デトロイトモーターショーの地盤沈下が止まらない。前週にラスベガスで開 催される「CES(コンシューマ・エレクトロニクス・ショー)」にお株を奪われ ている。自動車産業界はいま、電動化(EV)、自動運転(AV)、通信によるコネ クテッドカー(CV)という技術領域に加えて、ライドシェアリング等のよるデー タサービス事業が急拡大。そうした新技術や新サービスの発表の場は、デトロ イトではなくラスベガスが選ばれることが多くなった・・・ ─────────────────────────────────── ●地図のゼンリン「自動運転」で高まる存在感(1/9) http://toyokeizai.net/articles/-/203667  本格的な自動運転時代を迎えるにあたり、運転支援から自動運転へレベルを 上げる際に必須となるのが、高精度の3次元地図データ。ゼンリンは、この地 図データで圧倒的な競争力をもつ。その強みは何といっても全国約70の調査拠 点が日々実施する現地調査。1日約1000人の調査スタッフが1軒ずつ歩き、目 で見て調べる地図データの精度は他を圧倒・・・ ─────────────────────────────────── ●国産車の品質が悪化?業界に何が起こっているのか(2017/12/28) https://www.businessinsider.jp/post-108541  故障の少なさ=耐久性は長らく国産車が誇る美点の1つだ。しかし、その耐 久品質が悪化傾向にあるという衝撃のレポートが公表された。J.D. Powerの顧 客満足度調査だ。顕著だったのは「オーディオ/コミュニケーション/エンター テイメント/ナビゲーション」への不満だった。国産車にいま一体何が起こっ ているのか?・・・ ─────────────────────────────────── ●ウーバーの日本市場攻略が行き詰まったワケ(12/7) http://toyokeizai.net/articles/-/200252  自家用車で乗客を運ぶライドシェア(相乗り)世界最大手、ウーバー・テクノ ロジーズが日本市場での方向転換を決めた。この3年間、サービスの普及を目 指し、法律専門家とともに規制当局と日々交渉を行ってきたという。しかし、 規制緩和は進まず、タクシー業界からの厳しい反対を受け、交渉には手詰まり 感が出ていた。このため、タクシー会社を味方に付ける方針へと改めた・・・ ─────────────────────────────────── ●自動車事故はゼロにならない、運転支援技術の「落とし穴」(11/24) https://goo.gl/PqJELD  運転支援技術の進化により、果たして無事故時代は到来するのか。ぶつから ない技術が進化すればするほど、ドライバーの運転レベルが下がるのではない か。リスクホメオスタシス理論では「人は安全になった分だけ、それを期待し て怠惰な行動をとる。よって、危険の確率はある範囲より下がらない」・・・ ─────────────────────────────────── ●英ダイソン、電気自動車に参入(9/27) https://goo.gl/ExoChg  英家電大手ダイソンの創業者ジェームズ・ダイソン氏は、独自技術での電気 自動車市場参入を明らかにした。主力のコードレス掃除機などで培った蓄電池 やモーターの技術を生かし、2020年までの投入をめざし、開発チームの増強 を急ぐ・・・ ─────────────────────────────────── ●EV普及で「自動車メーカーは10年後に消滅する」の現実味(8/25) http://diamond.jp/articles/-/139781  世界で加速するEVシフトの動きに対して「10年後にはEV化によって、自動 車メーカーが消えることにもなる」と大胆な発言をする日本のEVベンチャーが 現われた。クルマの心臓部分であるプラットフォームはモジュール化され、米 アップルのように生産設備を持たず、自らは商品の企画・設計に特化し、製造 を委託するビジネスモデルが自動車産業にも波及・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇電網かわら版は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000005947」「melma! ID:00017577」 ◇配信の停止や配信先の変更は、下記でお願いいたします。バックナンバーも  ご覧いただけます。 http://www.micle.co.jp/kawara.htm ◇内容および広告掲載等のお問い合わせは、 info@micle.co.jp へ。 ◇電網かわら版『必読!ITメディア』の全文または一部の文章を、許可無く転  載することを禁じます。 ───────────────────────────────────   ■□■ 企画・制作 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━