********************************************************************** ■□■ 電網かわら版『必読!ITメディア』 ■□■ 第166号 2010年 8月25日発行 〜総配信数 780部 Thanks!〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇インターネット、情報通信、放送関連の話題を、氾濫する情報洪水の中   から厳選、平易かつ簡明に要約・解説してお届けします。                   by マイクル渡辺 info@micle.co.jp **********************************************************************  残暑お見舞い申し上げます。m(__)m  連日続く酷暑の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?  ここ数か月、薬の効果か、はたまた節制・節酒の賜物か、糖尿&血圧関連数 値は全て正常、体型・体重もほぼベスト状態をキープし続けてきました。  が、2月の検査で唯一コレステロールが異常値となりました。“善玉”は正 常ですが、“悪玉”の数値が増えたのです。たぶん、幾分タガの緩んだ年末年 始のせいだろうとタカを括っていました。  ところが、次回も同様でした。毎日の食事は妻が気を使ってくれています。 外食も少ないですし、特に思い当たるふしがありません。何で???  気付いたのが「柿の種」のピーナッツ。安売り時に買いだめしておき、節制 ・節酒でやや物取りなさを感じていた夕食後、毎日結構な量をポリポリと。  きっぱり止めました。結果、正常値に復帰しました。(^J^)  ということで、相変わらずのネット自営業生活を勤しんでおります。IT環境 については、既報のように年末に通信回線の変更(光→CATV)を余儀なくされま したが、問題なく快適に使っています。  パソコンについても、現行機が丸5年目を迎えそろそろ新機種をと思ってい ましたが、特に不便・不都合を感じることもなく、データやソフトの引っ越し 等の煩わしさからついつい先延ばしにしていました。  今月、ようやく購入しました。Windows7 64ビット搭載の最新モデル「NEC V ALUESTAR VN370」です。本体と液晶ディスプレーが一体となった省スペースデ スクトップPCで、地デジチューナーも内臓されています。テレビ機能は不要だ ったのですが、同性能のセパレート型モデル(チューナー無)より安かったこと もあり選択しました。  5年の進化?は、やはり何かと快適です。詳細は、次回「パソコン採点簿」 で報告します。今号は、恒例の「主要IT関連商品シェア動向」と「主要自動車 関連商品シェア動向」をお届けいたします。 ─────────────────────────────────── 【主要IT関連商品シェア動向(09年)】 01.パソコン 02.プロバイダー 03.光ファイバー通信回線 04.ポータル・検索サイト 05.動画サイト 06.SNS(交流サイト) 07.携帯電話端末 08.携帯電話契約数 09.薄型テレビ 10.ブルーレイ・ディスク録再機 11.インクジェットプリンター 12.デジタルカメラ 13.携帯音楽プレーヤー 14.家庭用ゲーム機 15.電子マネー 16.リチウムイオン電池 ─────────────────────────────────── 【主要自動車関連商品シェア動向(09年)】 01.乗用車 02.輸入自動車 03.軽自動車 04.普通トラック 05.二輪車 06.カーナビ 07.タイヤ 08.ガソリン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主要IT関連商品のシェア動向(09年)】 〜日本経済新聞「点検シェア攻防、100品目調査」より ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●パソコン <09年国内出荷台数シェア(1,342万台、前年比5.8%減)>  1位 NEC 18.2%(▲ 1.1%)  2 富士通 17.8 ( 0.1 )  3 デル 12.0 (▲ 2.2 )  4 東芝 11.2 ( 1.5 )  5 日本HP 9.1 ( 0.8 )   その他 31.7 ( 0.9 )( )は前年比増減率ポイント、以下同様 ・小型・低価格の「ネットブック」がけん引し個人向けは増加したものの、企 業のIT投資が戻らないなかで法人向けが2ケタマイナスに。 ・上位5社の順位に変動はなかったものの、NEC、デルは法人向けが足を引っ張 りシェアダウン。 ・5位以下では低価格をバネにした海外勢の台頭が目立ったが、ネットブック は年後半に需要が一巡し急速に販売が縮小。2010年は、米アップルの多機能 携帯端末「iPad」など既存の垣根を越えた製品との競争も激化。 ─────────────────────────────────── ●プロバイダー(ブロードバンド契約数シェア) <09年末契約数シェア(3,171万件、前年比5.3%増)>  1位 OCN(NTTコム) 22.1%( 0.8%)  2 Yahoo!BB(ソフトバンク) 12.3 (▲ 2.6 )  3 BIGLOBE(NECビッグローブ) 8.1 ( 0.3 )  4 ぷらら(NTTぷらら) 7.9 ( 0 )  5 au one net(KDDI) 7.3 (▲ 0.4 )   その他 42.3 ( 1.9 ) ・光回線(前年比19%増)、ADSL(同13%減)と、光回線増加・ADSL縮小の流れが 続く。光回線比率は54%に。 ・中長期的に市場停滞が見込まれるなか、各社はクラウド事業などネット接続 事業以外の収益源確保を強化。 ・ソネット(ソニー系)がUSENのプロバイダー事業を買収するなど業界再編の兆 しも見え、今後中堅以下各社の淘汰・再編が相次ぐ可能性も。 ─────────────────────────────────── ●光ファイバー通信回線 <09年度末国内契約回線数シェア(1,785万件、前年度比18.7%増)>  1位 NTT東日本 42.2%( 0.3%)  2 NTT西日本 32.0 (▲ 0.2 )  3 KDDI 8.5 ( 1.2 )  4 ケイ・オプティコム(関西電力) 5.6 ( 0 )  5 UCOM 3.0 (▲ 0.6 )   その他 8.7 (▲ 0.7 ) ・NTT東西が圧倒的シェアで市場を支配するが、総務省の作業部会で光回線分 離論が浮上するなど、今後の情勢は不透明に。 ・サービス地域の拡大などシェアアップが続くKDDIは、今年2月に資本参加し たCATV最大手JCOMとの提携効果が今後本格化。 ─────────────────────────────────── ●ポータル・検索サイト <09年閲覧数シェア(3,130億ページ、前年比3.2%減)>  1位 ヤフー 70.1%(▲ 5.2%)  2 グーグル 10.6 ( 3.4 )  3 MSN(マイクロソフト) 3.7 ( 0.7 )  4 goo(NTTレゾナント) 2.9 ( 0.1 )  5 BIGLOBE(NECビッグローブ) 2.1 (▲ 0.2 )   その他 10.6 ( 0.8 ) ・交流サイト(SNS)などポータル以外の人気上昇や、携帯電話経由でのネット 利用増により、3年連続で閲覧数が減少。 ・マーケティング強化による知名度向上が寄与するなど、グーグルが国内でも 確実にシェアアップ。 ・ヤフーとグーグルの連携(ヤフーがグーグルの検索技術と検索連動型広告シ ステムを採用)が、今後のシェア争いに与える影響に注目が集まりそう。 ─────────────────────────────────── ●動画サイト <09年閲覧数シェア(400億ページ、前年比22.5%増)>  1位 ユーチューブ(グーグル) 60.3%( 8.4%)  2 ニコニコ動画(ニワンゴ) 25.6 (▲ 5.2 )  3 Gya0!など(ヤフー) 4.9 ( - )   その他 9.2 ( 3.2 ) ・ユーチューブ誕生から5年、「ネット上の手軽なエンターテインメント」と しての座を固めつつある。 ・無償提供のユーチューブに対し、ニコニコ動画、Gya0!はユーザー獲得から 採算重視(有料化)へ転換。 ─────────────────────────────────── ●SNS(交流サイト) <09年度国内広告・アイテム課金シェア(800億円)>  1位 グリー 36.8%  2 ディー・エヌ・エー 36.0  3 ミクシィ 16.3   その他 10.9 ・2〜3年前に市場が本格的に立ち上がり現在も急成長。携帯電話に加え、パソ コン向けも本格化。 ・各社、広告収入と、ゲームアイテム課金で収益を上げる。 ─────────────────────────────────── ●携帯電話端末 <09年度国内出荷台数シェア(3,444万台、前年度比4.0%減)>  1位 シャープ 26.2%( 3.2%)  2 パナソニックモバイル 15.1 (▲ 2.7 )  3 富士通 15.0 ( 2.2 )  4 NEC 10.5 (▲ 2.5 )  5 京セラ 6.1 ( 0.7 )   その他 27.1 (▲ 0.9 ) ・総務省の指針を受けた通信各社の販売奨励金削減により、端末の店頭価格が 高騰し買い替えサイクルが長期化するという「官製不況」の側面も。 ・6月にNEC/カシオ/日立3社が端末事業を統合、富士通も10月に東芝と事業を 統合する。メーカー再編により2010年度はシェア激変も。 ─────────────────────────────────── ●携帯電話契約数 <09年度末国内契約数シェア(1億1218万件、前年度末比4.4%増)>  1位 NTTドコモ 50.0%(▲ 0.8%)  2 KDDI(au) 28.4 (▲ 0.3 )  3 ソフトバンクモバイル 19.5 ( 0.3 )  4 イー・モバイル 2.1 ( 0.8 ) ・米アップル「iPhone」に販売資金を積極的に投入するソフトバンク、USB型 のデータ通信端末と低価格ノートPCのセット販売が好調のイー・モバイル、 データ通信需要を取り込んだ両社がシェア拡大。 ・年末に開始されるドコモの次世代携帯電話サービス「LTE(Long Term Evolu tion)」の動向や、SIMフリー対応端末の登場も今後のシェアを左右。 ─────────────────────────────────── ●薄型テレビ <09年国内出荷台数シェア(1362.6万台、前年比40.4%増)>  1位 シャープ 36.0%(▲ 2.8%)  2 パナソニック 22.6 (▲ 0.2 )  3 東芝 19.6 ( 6.7 )  4 ソニー 11.2 (▲ 1.8 )  5 日立製作所 6.1 (▲ 0.7 )   その他 4.5 (▲ 1.2 ) ・エコポイント制度の追い風と、地デジ完全移行を控え買い替え需要が拡大、 大幅増に。 ・上位で唯一シェアを伸ばしたのが東芝。他社製外付けHDDに録画可能な機種 の好調や、店頭価格の割安感が強かったことが消費者を引き付けた。 ・2010年も前年を大幅に上回る販売ペースが続くなかで、各社戦略商品と位置 付ける3Dテレビの動向もシェア争いに影響を与えそう。 ─────────────────────────────────── ●ブルーレイ・ディスク録再機 <09年国内出荷台数シェア(289万台、前年比約8割増)>  1位 パナソニック 36.6%( 0.2%)  2 シャープ 35.8 ( 5.8 )  3 ソニー 26.1 (▲ 6.0 )  4 その他 1.5 ( 0 ) ・DVDから主役が完全に移り、テレビで好調なメーカーがシェアを伸ばす。 ・2010年には、次世代DVD規格競争で負けた東芝もBDレコーダーを発売。三強 対決にどこまで食い込めるかが焦点に。 ─────────────────────────────────── ●インクジェットプリンター <09年国内出荷台数シェア(600万台、前年比7.0%減)>  1位 キャノン 44.9%( 3.2%)  2 セイコーエプソン 41.6%(▲ 0.3 )  3 ブラザー工業 6.7 ( 0.3 )  4 日本HP 5.3 (▲ 1.6 )   その他 1.5 (▲ 1.6 ) ・写真印刷の美しさを競う性能競争が一段落し、買い替えサイクルが長期化し たほか、個人消費の低迷も響き、4年連続で市場が縮小。 ・09年秋発売の新機種が好調で、キャノンが2年ぶりに首位に返り咲き。 ─────────────────────────────────── ●デジタルカメラ <09年国内出荷台数シェア(974万台、前年比12.3%減)>  1位 キャノン 20.5%( 0.4%)  2 パナソニック 16.7 ( 1.2 )  3 カシオ計算機 16.5 ( 2.5 )  4 富士フィルム 11.5 ( 0 )  5 ソニー 10.4 (▲ 1.3 )   その他 24.4 (▲ 2.8 ) ・国内消費の低迷が響き、一眼レフ、コンパクトとも大幅減に。 ・7年連続トップのキャノン始め、上位3社が強さを発揮しシェア拡大。 ・すでに需要が飽和しているなかで、高画素化競争は一服。動画機能やレンズ 機能を他社に先駆けて進化させられるかどうかがシェアを左右。 ─────────────────────────────────── ●携帯音楽プレーヤー <09年国内出荷台数シェア(665万台、前年比0.1%減)>  1位 アップル 51.5%(▲ 4.6%)  2 ソニー 35.4 ( 6.9 )  3. クリエイティブメディア 2.3 ( 0.9 )  4. グリーンハウス 2.3 ( 1.1 )   その他 8.5 (▲ 4.3 ) ・普及が進み需要が一巡したうえ、携帯電話で音楽を聴く人が増えていること もあり、右肩上がりで拡大してきた市場は曲がり角に。 ・ソニーがアップルを猛追、王座復帰を虎視眈々とねらう。 ・3位以下は、東芝やパナソニックが事実上撤退。低価格を武器とする新興勢 が一定のシェアを獲得したが、上位2社の寡占状態は揺るぎそうにない。 ─────────────────────────────────── ●家庭用ゲーム機 <09年国内販売台数シェア(1062万台、前年比13.5%減)>  1位 任天堂 56.5%(▲ 0.1%)  2 ソニー(SCE) 40.4 (▲ 0.4 )  3 マイクロソフト 3.1 ( 0.5 ) ・任天堂「DS」やソニー「PSP」など携帯型ゲーム機の販売が一巡、各社値下 げを実施したが、市場全体を押し上げるに至らず。 ・据え置き型は、任天堂「Wii」は減少、ソニー「PS」は値下げ効果で急増。 ・2010年は、3D対応など各社が新型機種やシステムを相次ぎ投入、市場全体の 底上げが期待できそう。 ─────────────────────────────────── ●電子マネー <09年度国内決済件数シェア(15.5億件、前年度比34.7%増)>  1位 ナナコ(セブン&アイ) 25.9%(▲ 3.8%)  2 スイカ(JR東日本) 22.2 (▲ 2.5 )  3 ワオン(イオン) 21.4 ( 10.1 )  4 エディ(ソニー系) 20.1 (▲ 5.0 )  5 パスモ(私鉄・地下鉄) 9.5 ( 1.1 )   その他 0.9 ( 0.1 ) ・利用拠点の拡大や、節約志向の強まりなどを追い風に利用が大幅増。 ・自社系列のスーパーやコンビニだけでなく、ファミマなどグループ外の拠点 を拡大したワオンが急伸。 ・今後も高成長が見込まれ、利用者向けの割引やポイント充実など、さらに利 用を促す施策がシェアを左右。 ─────────────────────────────────── ●リチウムイオン電池 <09年国内生産額シェア(2708億円、前年比29.8%減)>  1位 三洋電機 50.7%( 2.3%)  2 ソニー 21.9 (▲ 3.8 )  3 パナソニック 15.5 ( 2.3 )  4 日立マクセル 6.6 (▲ 2.4 )  5 GSユアサ 2.4 ( 1.7 )   その他 2.9 (▲ 1.0 ) ・景気後退に伴う製品メーカーの発注減で市場が大幅に縮小するなか、パナソ ニック陣営が伸長。 ・2010年は、電気自動車向け大容量品の納入が始まりシェアは激変か。台風の 目は、日産リーフ向けに供給するNECグループ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主要自動車関連商品のシェア動向(09年)】 〜日本経済新聞「点検シェア攻防、100品目調査」より ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●乗用車 <09年国内販売台数シェア(264.3万台、前年比5.7%減)>  1位 トヨタ 48.0%( 1.0%)  2 ホンダ 17.5 ( 2.5 )  2 日産 16.6 (▲ 1.2 )  4 マツダ 5.2 (▲ 0.6 )  5 富士重工 2.9 (▲ 0.1 )   その他 11.0 (▲ 1.6 ) ・エコカー減税の導入などで4月からは盛り返したものの、08年秋のリーマン ショックの影響で1〜3月に販売が底となり、通年では低迷。 ・ハイブリッド(HV)車を巡り、明暗がくっきりと分かれる。投入したトヨタ、 ホンダがシェアアップ。トヨタは、プリウスが爆発的にヒット、他車種の落 ち込みをカバー。 ・健闘が光ったのがホンダ。根強い人気を誇るフィットを原動力に、日産を逆 転して2位に浮上。 ─────────────────────────────────── ●輸入自動車 <09年国内販売台数シェア(16.8万台、前年比18.6%減)>  1位 フォルクスワーゲン 22.6%( 0.5%)  2 BMW 17.3 (▲ 0.1 )  3 メルセデス・ベンツ 17.1 (▲ 0.8 )  4 アウディ 9.6 ( 1.8 )  5 BMWミニ 6.6 ( 0.4 )   その他 28.6 (▲ 1.8 ) ・景気悪化が響き、前年に続き高級車を中心に大幅減。減税や購入補助金対象 車両の少なさも影響。 ・トップは10年連続でフォルクスワーゲン。小排気量で燃費性能を高めた新エ ンジン搭載のゴルフ、ポロが好調。 ・BMWがベンツをかわし2年ぶりに2位に返り咲き。アウディは上位メーカーで 唯一販売台数を伸ばし、シェアも大幅アップ。 ─────────────────────────────────── ●軽自動車 <09年国内販売台数シェア(168.8万台、前年比9.7%減)>  1位 ダイハツ 34.8%( 0.8%)  2 スズキ 32.7 ( 1.1 )  3 ホンダ 9.6 (▲ 1.1 )  4 日産 8.0 ( 0.5 )  5 三菱 6.1 (▲ 0.5 )   その他 8.8 (▲ 0.8 ) ・補助金額が乗用車より少ないため乗り換え需要がしぼみ、大幅減。ホンダに は特に影響が大きく、乗用車が好調な半面シェアダウン。 ・ダイハツが3年連続トップ、スズキも急追。OEM陣営が増え(日産、マツダ、 富士重)、ダイハツ、スズキの2強体制がより鮮明に。 ─────────────────────────────────── ●普通トラック(積載量4トン以上) <09年国内販売台数シェア(4.0万台、前年比46.4%減)>  1位 日野自動車 33.9%( 0.7%)  2 いすゞ自動車 32.1 ( 1.8 )  3 三菱ふそう 18.5 (▲ 2.6 )  4 日産ディーゼル 15.5 ( 0.1 ) ・全社が4割以上も落ち込み、国内市場は直近ピーク時03年の4割程度に。 ・収益重視戦略に転換した三菱ふそうが大幅シェアダウン。 ─────────────────────────────────── ●二輪車 <09年国内販売台数シェア(38.8万台、前年比27.1%減)>  1位 ホンダ 46.5%( 3.5%)  2 ヤマハ発動機 27.0 ( 6.0 )  3 スズキ 21.8 (▲ 1.1 )  4 川崎重工業 2.5 (▲ 0.8 )  5 ハーレーダビッドソン 2.0 (▲ 0.8 ) その他 0.2 (▲ 6.8 ) ・市場縮小が止まらず、ピーク1982年の9分の1の水準に。 ・世界同時不況で消費者心理が冷え込み大型車が不振。排気量50cc以下クラス は堅調。 ─────────────────────────────────── ●カーナビ(純正品を除く) <09年国内市販用出荷台数シェア(199万台、前年比20.6%増)>  1位 三洋電機 27.1%( 6.5%)  2 パイオニア 21.6 (▲ 4.5 )  2 パナソニック 18.5 (▲ 3.9 )  4 富士通テン 15.3 ( 3.5 )  5 クラリオン 5.9 (▲ 1.7 )   その他 11.6 ( 0.1 ) ・据え付け型が伸び悩む一方、安価で手軽な携帯型カーナビPNDが伸長、市場 の半分(99万台)を占めるまでに。 ・シェア争いでもPNDが勝敗を分け、ゴリラブランドの三洋が3位から一気にト ップに。 ・富士通テンはPNDは手掛けていないが、メモリー内臓据え付け型がコストパ フォーマンスの高さで支持され好調。 ─────────────────────────────────── ●タイヤ <09年国内生産量シェア(97.3万トン、前年比27.5%減)>  1位 ブリヂストン 45.2%(▲ 2.5%)  2 住友ゴム工業 24.5 ( 1.4 )  3 横浜ゴム 16.9 ( 0.7 )  4 東洋ゴム工業 12.4 ( 0.2 )   その他 1.0 ( 0.2 ) ・新車用需要が減少、各社大幅な減産実施。 ・世界各地に工場を展開するブリヂストンは、海外工場の稼働を優先、結果的 に日本の生産量が落ちシェアダウン。 ・韓国や台湾製低価格輸入タイヤの攻勢、低燃費タイヤの売れ行きなどが今後 の国内シェアを左右。 ─────────────────────────────────── ●ガソリン <09年度国内販売量シェア(5756万キロリットル、前年度比0.1%増)>  1位 新日本石油 24.8%( 1.5%)  2 エクソンモービル 16.8 (▲ 0.1 )  3 昭和シェル石油 16.1 (▲ 0.2 )  4 出光興産 15.2 ( 0.2 )  5 コスモ石油 11.4 ( 0.1 )  6 ジャパンエナジー 9.9 (▲ 0.1 )   その他 5.8 (▲ 1.4 ) ・高速道路1000円特需により交通量が増え、05年度から減少が続いていた販売 量は5年ぶりにプラスに。 ・新日本石油(ENEOS)は、九州石油の吸収合併でシェアアップ。今年7月にはジ ャパンエナジー(JOMO)を統合、約35%と圧倒的シェアに。 ********************************************************************** ◇電網かわら版は、「まぐまぐ ID:0000005947」「melma! 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