********************************************************************** ■□■ 電網かわら版『必読!ITメディア』 ■□■ 第164号 2009年10月 5日発行 〜総配信数 780部 Thanks!〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇インターネット、情報通信、放送関連の話題を、氾濫する情報洪水の中   から厳選、平易かつ簡明に要約・解説してお届けします。                   by マイクル渡辺 info@micle.co.jp **********************************************************************  イチローの今シーズンが終わりました。WBC2連覇の苦悩と歓喜、その重圧故 の胃潰瘍、日本通産最多安打更新、左ふくらはぎ故障、史上初の9年連続200本 安打達成、最後は、4年連続のリーグ最多安打(225本)で締めました。  「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道 だと思っています」  攻・走・守のプレーはもちろん、数々の“名言”にも感動、そして勇気づけ られました。 http://beautifulbeauty.info/name/ichiro/001.html http://www.ichiro-meigen.com/  恒例の「主要IT関連商品シェア動向」と「主要自動車関連商品シェア動向」 をお届けいたします。 ─────────────────────────────────── 【主要IT関連商品シェア動向(08年)】 01.パソコン 02.プロバイダー 03.ADSL 04.光ファイバー通信回線 05.ポータル・検索サイト 06.携帯電話端末 07.携帯電話契約数 08.薄型テレビ 09.DVD録画再生機 10.ブルーレイ・ディスク録再機 11.インクジェットプリンター 12.複写機・複合機 13.デジタルカメラ 14.携帯音楽プレーヤー 15.家庭用ゲーム機 16.電子マネー 17.カーナビ 【主要自動車関連商品シェア動向(08年)】 01.乗用車 02.輸入乗用車 03.軽自動車 04.普通トラック 05.二輪車 06.タイヤ 07.ガソリン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主要IT関連商品のシェア動向(08年)】 〜日本経済新聞「点検シェア攻防、本社100品目調査」より ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●パソコン <08年国内出荷台数シェア(1,425万台、前年比0.8%増)>  1位 NEC 19.3%(▲ 1.0%)  2 富士通 17.7 (▲ 1.0 )  3 デル 14.2 ( 0.2 )  4 東芝 9.7 ( 0.7 )  5 日本HP 8.3 ( 0.7 )   その他 30.8 ( 0.4 )( )は前年比増減率ポイント、以下同様 ・金融危機以降、企業がIT投資にブレーキをかけた影響で、法人向けは大幅な 減少となった。一方、個人向けは、「ネットブック」と呼ばれる5万円前後 で超小型の低価格PCが2台目需要を取り込んで急拡大、市場をけん引した。 ・上位5社の順位に変動はなかったものの、NEC、富士通は法人向けが足を引っ 張りシェアダウン。 ・5位以下では台湾のエイサーやアスースなど低価格PCを手がける海外勢の台 頭が目立った。ネットブックはノートPCの3割を占めるまでに成長、09年の シェア争いではこうした海外勢が注目される。 ─────────────────────────────────── ●プロバイダー(ブロードバンド契約数シェア) <08年末契約数シェア(3,011万件、前年比6.4%増)>  1位 OCN(NTTコム) 21.3%( 1.3%)  2 Yahoo!BB(ソフトバンク) 14.9 (▲ 2.1 )  3 ぷらら(NTTぷらら) 7.9 ( 0.4 )  4 BIGLOBE(NECビッグローブ) 7.8 ( 0.6 )  5 au one net(KDDI) 7.7 ( 0.1 )   その他 40.4 (▲ 0.3 ) ・光回線契約数が引き続き拡大、ブロードバンド通信全体に占める比率も08年 末に48%とADSLを上回った。 ・自社で全国に光回線網をもつNTTグループ(OCN、ぷらら)がシェアアップ。AD SL主力のYahoo!BBは苦戦。 ・電力会社の光回線事業を買収してきたKDDIも、NTTグループに比べ光回線網 整備が劣ることもあり、07年の3位から5位に後退。 ・ビッグローブは、光回線事業者にセキュリティ機能を無料提供するなど付加 サービス策が奏功しシェアアップ、5位→4位に。 ─────────────────────────────────── ●ADSL <08年度末国内契約回線数シェア(1,123万件、前年度比11.6%減)>  1位 ソフトバンクBB 38.3%( 0.4%)  2 イー・アクセス 22.8 ( 8.3 )  3 NTT東日本 18.3 (▲ 0.7 )  4 NTT西日本 17.2 (▲ 0.5 )  5 ビック東海 2.4 (▲ 0.1 )   その他 1.0 (▲ 7.4 ) ・光回線への顧客流出が続き、3年連続で契約数が減少。 ・前年4位のイー・アクセスが、5位のアッカ・ネットワークスを08年9月に連 結子会社化(09年6月に吸収合併)したため、4位→2位に浮上。静岡県を地盤 とするビック東海が5位に浮上。 ・ソフトバンクBBが、今年7月から全国でNTT東西の光回線サービスの販売代理 店業務を開始。最大手の光シフト強化により、今後も契約数減少が続く。 ─────────────────────────────────── ●光ファイバー通信回線 <08年度末国内契約回線数シェア(1,503万件、前年度比23.4%増)>  1位 NTT東日本 41.9%( 1.1%)  2 NTT西日本 32.2 ( 0.9 )  3 KDDI 7.3 ( 1.5 )  5 ケイ・オプティコム(関西電力) 5.6 ( 0 )  4 UCOM(USEN) 5.1 (▲ 0.5 )   その他 7.9 (▲ 3.0 ) ・契約数が初めてADSLを上回り、ブロードバンドの主役に。 ・全国的なインフラを持つNTT東西がそろってシェアアップ、優位が続く。 ・KDDIは、08年4月に中部テレコミュニケーションを買収したことなどでシェ アアップ。 ・ケイ・オプティコムは、ネット接続と電話、放送の3サービスがセットにな った割安プランを武器に契約数を拡大、マンション向け光回線専業のUCOMを 抜き4位に浮上。 ─────────────────────────────────── ●ポータル・検索サイト <08年ページビューシェア(3,232億ページビュー、前年比7.0%減)>  1位 ヤフー 75.3%(▲ 0.6%)  2 グーグル 7.2 ( 1.8 )  3 MSN(マイクロソフト) 3.0 (▲ 0.5 )  4 goo(NTTレゾナント) 2.8 ( 0.3 )  5 BIGLOBE(NECビッグローブ) 2.3 (▲ 0.3 )   その他 9.4 (▲ 0.7 ) ・交流サイト(SNS)や動画投稿・共有サイトに利用者が流れ、閲覧数(家庭のパ ソコンからの利用)が2年連続で減少。一方、携帯電話向けサイトの利用者は 急激に増加。 ・新サービス(ストリートビューなど)投入や閲覧ソフト(クローム)の配布など が貢献したグーグルと、辞書機能や動画コンテンツの拡充が貢献したgooが シェアアップ。 ─────────────────────────────────── ●携帯電話端末 <08年度国内出荷台数シェア(3,589万台、前年度比29.3%減)>  1位 シャープ 23.0%(▲ 2.1%)  2 パナソニックモバイル 17.8 ( 3.3 )  3 NEC 13.0 ( 3.9 )  4 富士通 12.8 ( 1.1 )  5 ソニー・エリクソン 7.5 ( 1.2 )  6 東芝 7.3 (▲ 2.8 )   その他 18.6 (▲ 4.6 ) ・割賦販売の普及で買い替えサイクルが長期化していることに加え、景気後退 による消費不振が重なり、出荷台数が大幅に減少。 ・1位シャープと、2位パナソニックのシェア差が縮小、NEC(3←4位)、富士通 (4←3位)、ソニー・エリクソン(5←6位)の順位も変動。 ・米アップルのiPhoneが好調だが、海外メーカーの合計シェアは6%程度にと どまったもよう。 ・09年度も需要回復は期待できず、出荷台数は3000万台前半の見込み。 ─────────────────────────────────── ●携帯電話契約数 <08年度末国内契約数シェア(1億749万件、前年度末比4.6%増)>  1位 NTTドコモ 50.8%(▲ 1.2%)  2 KDDI(au、ツーカー) 28.7 (▲ 0.8 )  3 ソフトバンクモバイル 19.2 ( 1.1 )  4 イー・モバイル 1.3 ( 0.9 ) ・低価格を前面に打ち出すソフトバンクと、データ通信専用端末と低価格ノー トPCとのセット販売が好調だったイー・モバイルがシェアアップ。 ・ドコモは、新規顧客獲得から既存顧客の囲い込みに戦略転換したものの、他 社への顧客流出を食い止めるまでにはいたらず。KDDIも魅力的な端末不足や ソフトバンクの攻勢に押されシェアダウン。 ─────────────────────────────────── ●薄型テレビ <08年国内出荷台数シェア(970.3万台、前年比15.8%増)>  1位 シャープ 38.8%( 1.2%)  2 パナソニック 22.8 ( 0.1 )  3 ソニー 13.0 (▲ 0.5 )  4 東芝 12.9 ( 1.3 )  5 日立製作所 6.8 ( 0.3 )   その他 5.7 (▲ 2.4 ) ・年前半は販売が堅調に推移したが、後半は経済危機で伸びが鈍化、増加率は 07年の31.6%から大幅に低下。 ・液晶テレビは17%増の863.3万台、プラズマテレビは10.8%増の107万台。 ・価格競争の激化で中下位メーカーを中心に事業採算が悪化、日本ビクターが 量販店を通じた販売から撤退するなど、相対的に経営体力に勝る上位企業の シェアが上昇。 ─────────────────────────────────── ●DVD録画再生機 <08年国内出荷台数シェア(約382万台、前年比18.6%増)>  1位 パナソニック 35.4%( 0.2%)  2 シャープ 30.0 ( 4.1 )  3 東芝 15.2 (▲ 2.7 )  4 ソニー 13.3 ( 0.1 )  5 DXアンテナ 3.7 (▲ 0.3 )   その他 2.4 (▲ 1.4 ) ・従来型機種は05年をピークに市場縮小が続いていたが、ブルーレイ・ディス ク(BD)録再機が伸長、DVD録再機全体では市場が大きく伸びた。 ・BD録再機に注力しているかどうかがシェア増減を分けた。 ・シャープは液晶テレビとのセット販売が奏功、大幅シェアアップ。 ・BD対応機が主流となった一方、画質より価格や慣れを優先する消費者も依然 多く、長年蓄積したVHSテープの再生に対応した廉価のBD非対応機の需要も 根強い。 ─────────────────────────────────── ●ブルーレイ・ディスク録再機 <08年国内出荷台数シェア(158万台、前年比6.9倍)>  1位 パナソニック 36.4%( 7.2%)  2 ソニー 32.1 (▲20.4 )  3 シャープ 30.0 ( 11.7 )  4 三菱電機 1.0 ( 1.0 )  5 日本ビクター 0.5 ( 0.5 ) ・「HD-DVD」との新世代規格争いが決着し、10万円を切る製品も登場するなど 価格低下も進み、一般消費者に浸透。 ・各社が一斉にBD対応機を投入したことにより、メーカー別シェアが大きく変 動。いち早くBD対応に一本化し一人勝ちしていたソニーを、薄型テレビ上位 のパナソニックとシャープが猛追。 ─────────────────────────────────── ●インクジェットプリンター <08年国内出荷台数シェア(645万台、前年比3.3%減)>  1位 セイコーエプソン 41.9%( 1.1%)  2 キャノン 41.7 (▲ 0.6 )  3 日本HP 6.9 (▲ 0.6 )  4 ブラザー工業 6.4 ( 1.8 )  5 リコー 1.3 ( 0 )   その他 1.8 (▲ 1.7 ) ・コピーやスキャナ機能を備えた複合機で需要拡大を図ったが、買換えサイク ルの長期化や景気悪化で市場縮小が続く。 ・セイコーエプソンが2年ぶりにトップを奪還。ブラザーは、大判のA3サイズ に対応しつつ小型化した複合機の投入など、個人事業主などに焦点を当てた 戦略が奏功しシェアアップ。 ─────────────────────────────────── ●複写機・複合機 <08年国内出荷台数シェア(60万台、前年比5.2%減)>  1位 キャノン 28.2%( 0%)  2 リコー 27.1 (▲ 1.0 )  3 富士ゼロックス 22.7 ( 0.4 )  4 シャープ 11.2 ( 0.8 )  5 コニカミノルタBT 8.0 ( 0 )   その他 2.8 (▲ 0.2 ) ・カラー機の普及も一巡しつつあるなか、秋以降の世界不況が直撃、限られた パイの奪い合いとなったことで、コンビニへの一括納入など大型案件を抱え る企業がシェアアップ。 ・顧客の節約モードも高まり、本体を薄利多売して消耗品で稼ぐ事業モデルも 崩れつつある。 ─────────────────────────────────── ●デジタルカメラ <08年国内出荷台数シェア(1111万台、前年比1.1%増)>  1位 キャノン 20.1%(▲ 0.9%)  2 パナソニック 15.5 (▲ 1.2 )  3 カシオ計算機 14.0 ( 2.2 )  4 ソニー 11.7 (▲ 0.1 )  5 富士フィルム 11.5 (▲ 2.5 )   その他 27.2 ( 2.5 ) ・急速に景気が悪化するなか、一眼レフが17.4%増と伸長、市場の9割を占め るコンパクト型が0.6%減とほぼ横這いだったため、成長を維持。 ・上位陣がいずれもシェアを落とす中、3位カシオが健闘。実勢価格が他社よ り相対的に割安だったことも寄与し、5位から上昇。 ─────────────────────────────────── ●携帯音楽プレーヤー <08年国内出荷台数シェア(680万台、前年比9.7%増)>  1位 アップル 56.1%( 5.5%)  2 ソニー 29.4 ( 2.8 )  3 東芝 3.8 (▲ 0.6 )  4 アイリバー 2.1 (▲ 0.1 )  5 パナソニック 2.0 (▲ 2.2 )   その他 6.6 (▲ 5.4 ) ・板状のプレート型機種や、2万円を切る低価格機種の品揃え充実等により、 2代目需要や買換え需要が旺盛となり市場が拡大。 ・大手2社の寡占化傾向がより鮮明に。 ─────────────────────────────────── ●家庭用ゲーム機 <08年国内販売台数シェア(1228万台、前年比24%減)>  1位 任天堂 56.6%(▲ 10.6%)  2 ソニー(SCE) 40.8 ( 9.6 )  3 マイクロソフト 2.6 ( 1.0 ) ・「DS」の販売が一巡、据え置き型「Wii」も19.9%減と伸び悩み、任天堂が シェアダウン。。の勢いがやや落ち着き、SCEは PSPの新モデルが好評。 ・SCEは、08年10月に発売した画面性能を向上させた「PSP(プレイステーショ ン・ポータブル)」新モデルが好調。 ・09年は、人気ゲーム「ドラゴンクエスト9」が発売され、対応機種DSの販売 が再燃しそう。 ─────────────────────────────────── ●電子マネー <08年度国内発行枚数シェア(1億2300万枚、前年度比36.9%増)>  1位 EDy(ソニー系) 38.5%(▲ 3.7%)  2 SUica(JR東日本) 20.5 (▲ 2.4 )  3 PASMO(私鉄・地下鉄) 9.5 ( 0.8 )  4 iD(ドコモ) 9.0 ( 1.7 )  5 WAON(イオン) 6.6 ( 2.5 )   その他 15.9 ( 1.1 ) ・扱い店舗数や利用拠点の拡大などにより、各社が発行枚数を大幅に伸ばす 中、iDとWAONがシェア拡大。 ・09年度も、ポイントの拡充や、複数の電子マネーが利用できるマルチ決済 端末機の普及など、市場拡大が続く見通し。 ─────────────────────────────────── ●カーナビ(純正品を除く) <08年国内市販用出荷台数シェア(165万台、前年比1.9%増)>  1位 パイオニア 26.1%( 1.4%)  2 パナソニック 22.4 (▲ 2.3 )  3 三洋電機 20.6 (▲ 4.1 )  4 富士通テン 11.8 ( 0.6 )  5 クラリオン 7.6 (▲ 0.4 )   その他 11.5 ( 4.8 ) ・今回調査から、成長著しい携帯型カーナビ「PND(パーソナル・ナビゲーショ ン・デバイス)」を含めた。 ・一般ナビ(97万台)が前年比2割減る一方、PND(68万台)は価格が安く手軽さが 人気で同7割増えた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主要自動車関連商品のシェア動向(08年)】 〜日本経済新聞「点検シェア攻防、本社100品目調査」より ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●乗用車 <08年国内販売台数シェア(280.7万台、前年比5.2%減)>  1位 トヨタ 47.0%(▲ 0.7%)  2 日産 16.6 ( 0 )  3 ホンダ 15.0 ( 1.6 )  4 マツダ 5.8 ( 0.1 )  5 富士重工 3.0 ( 0.1 )  6 スズキ 2.8 ( 0.1 )   その他 9.8 (▲ 1.2 ) ・車離れや買い替えサイクルの長期化が進む中、小型車など売れ筋車種の品揃 えが各社の明暗を分けた。 ・フィット、フリードが好調のホンダ始め、デミオが堅調のマツダ、スイフト が好調のスズキがシェアアップ。富士重は新型エクシーガが寄与。 ─────────────────────────────────── ●輸入乗用車 <08年国内販売台数シェア(20.6万台、前年比21.6%減)>  1位 フォルクスワーゲン 22.1%( 2.3%)  2 メルセデス・ベンツ 17.9 ( 0.1 )  3 BMW 17.4 (▲ 0.5 )  4 アウディ 7.8 ( 2.0 )  5 BMWミニ 6.2 ( 0.9 )   その他 28.6 (▲ 4.8 ) ・景気悪化が響き高級車を中心に大幅に減少。 ・小型車が主力のVW、BMWミニと、主力セダンA4など相次ぐ新型車投入と、店 舗網を拡充したアウディがシェアアップ。 ─────────────────────────────────── ●軽自動車 <08年国内販売台数シェア(187万台、前年比2.6%減)>  1位 ダイハツ 34.0%( 2.0%)  2 スズキ 31.6 ( 0.8 )  3 ホンダ 10.7 (▲ 1.0 )  4 日産 7.5 (▲ 0.3 )  5 三菱自動車 6.6 (▲ 0.8 )   その他 9.6 (▲ 0.7 ) ・07年に初の首位についたダイハツがその座を守り、スズキもシェアアップ、 「2強」の寡占化が進んだ。 ─────────────────────────────────── ●普通トラック(積載量4トン以上) <08年国内販売台数シェア(7.5万台、前年比16.2%減)>  1位 日野自動車 33.2%( 0.7%)  2 いすゞ自動車 30.3 (▲ 0.1 )  3 三菱ふそう 21.1 (▲ 0.3 )  4 日産ディーゼル 15.4 (▲ 0.3 ) ・世界同時不況の影響で年後半に台数が急減するなど、2年連続で大幅減。 ・アフターサービス活動を強化するなど、トップ日野がシェアアップ。 ─────────────────────────────────── ●二輪車 <08年国内販売台数シェア(57万台、前年比23%減)>  1位 ホンダ 43.0%(▲ 0.3%)  2 スズキ 22.9 ( 1.6 )  3 ヤマハ発動機 21.0 (▲ 1.0 )  4 川崎重工業 3.3 ( 0.4 )  5 ハーレーダビッドソン 2.8 ( 0.7 ) その他 7.0 (▲ 1.4 ) ・市場全体が落ち込む中、比較的堅調だった原付2種クラス(51cc〜125cc)が好 調のスズキ(3→2位)と、大型車が主力の川崎、HDJ(ハーレーダビッドソンジ ャパン)がシェアアップ。 ─────────────────────────────────── ●タイヤ <08年国内生産量シェア(134.1万トン、前年比1.3%減)>  1位 ブリヂストン 47.7%( 0.1%)  2 住友ゴム工業 23.1 ( 0.2 )  3 横浜ゴム 16.2 ( 0 )  4 東洋ゴム工業 12.2 ( 0 )   その他 0.8 (▲ 0.3 ) ・自動車不況のあおりで新車用タイヤが大幅減少。今後、環境性能タイヤの新 車搭載がシェアを左右する可能性も。 ・市販用タイヤで強い販売網を持つ上位2社がシェアを若干上乗せ。 ─────────────────────────────────── ●ガソリン <08年度国内販売量シェア(5747万キロリットル、前年度比2.7%減)>  1位 新日本石油 23.3%( 0.2%)  2 エクソンモービル 16.9 (▲ 0.8 )  3 昭和シェル石油 16.3 (▲ 0.4 )  4 出光興産 15.0 ( 0.3 )  5 コスモ石油 11.3 (▲ 0.3 )  6 ジャパンエナジー 10.0 (▲ 0.3 )   その他 7.2 ( 1.3 ) ・新日本石油(ENEOS)は、昨年10月九州石油(7位)を合併、首位をキープ。 ・10年4月、新日石がジャパンエナジーを傘下に持つ新日鉱ホールディングス と経営統合する計画。新会社シェアは30%を超え、対抗策として2位以下で も合従連衡の検討が進むとみられる。 ********************************************************************** ◇電網かわら版は、「まぐまぐ ID:0000005947」「melma! 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