********************************************************************** ■□■ 電網かわら版『必読!ITメディア』 ■□■ 第162号 2009年 2月12日発行 〜総配信数 890部 Thanks!〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇インターネット、情報通信、放送関連の話題を、氾濫する情報洪水の中   から厳選、平易かつ簡明に要約・解説してお届けします。                   by マイクル渡辺 info@micle.co.jp **********************************************************************  春の息吹がそこはかとなく感じられる候となり、今回もまた半年ぶりの発行 となってしまいました。(^_^;  この間、我国も“100年に一度”“未曾有”といった枕言葉が飛び交う戦後最 大の経済危機の真っ只中に(後述:日本経済への先行き悲観論が目白押し)。  しかし、この言葉を軽々に使っている多くの政治家やマスコミ、一部の大企 業経営者達には、その深刻度は到底理解できないでしょう。今や経済にとって も最大の問題となった「政治の機能不全」それを助長した「マス“ゴミ”」、 騙された有権者。  苦節ウン年、ようやく時節到来といった気がしています。非力な私ですが、 再生の一翼を担うべく“継続は力なり!”で望みたいと思います。  今号は、「くるまーと」からマイカー採点簿等を、最近のIT関連コラム・ト ピックスから注目記事をご紹介いたします。 ─────────────────────────────────── 【「くるまーと」の話題から】 ・マイカー採点簿「マツダ・デミオ」 ・自動車戦争、日米とも愚かな終幕に 他 【最近のコラム&トピックスから】 ・日本のネット産業は元気を取り戻すか ・放送新時代の幕開け ・ネット利用の主役へ躍り出るモバイル ・ネット広告の一本足打法では生き残れない ・「ハドソンの奇跡」に見る米ネットの活性 他 ********************************************************************** 【「くるまーと」の話題から】 http://kurumart.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●マイカー採点簿「マツダ・デミオ」 http://kurumart.jp/saiten/back/back1608.html  神奈川県にお住いの、わたさん(50代男性)の採点簿です。(^J^) 1.メーカー・車名:マツダ「デミオ」 2.車両概要 :1500cc、CVT、スポルト 3.購入時期・形態:08年6月、新車 4.総走行距離数 :1,200km 5.主な使用状況 :日常の足、ドライブ 6.スタイル外観 :10 7.スタイル内装 :9 8.走り :10 9.操作性 :9 10.居住性 :9 11.燃費 :8 12.総合評価 :10 13.寸評(良い点) : ○走りのよさ。 きびきびしたハンドリングと、しっかりとした足回りは、何より運転してい て楽しい。まさしくZoom-Zoom! ○おしゃれなスタイル。 スポルト&アイシーブルーメタリックは、50代のおじさんが乗っても様にな ります。 ○使い勝手の良い大きさ&小回り性。 前車(2.5Lセダン)と比べ、とにかく駐車が楽チンです。 ⇒PND(簡易ナビ、サンヨー・ミニゴリラ)を後付けしました(3.5万円)。 ナビはやはり便利ですが、何故か目的地(*)によっては、狭い山道に誘導さ れることがあります。こんな時も、小さいコトはいいことだ!(2/12追記) * http://www.ooyama-cable.co.jp/access.html ○操作性に優れた先進装備。 ドアの開閉に加え、エンジンのON/OFFがボタン操作で行えるアドバンストキ ーレスエントリーや、ステアリングオーディオコントロールスイッチなどと ても便利です。 ○フロントウィンドーが大きく、前方視界が良い。 14.寸評(不満な点): ×高速道路での静粛性。 ロードノイズや風きり音は、やはり静かな方がベターです。 ×伸縮or収納できないルーフアンテナ。そのままでは立体駐車場に入らず、社 外品ショートアンテナ装着(販売店対応)。 ×アームレスト、シートバックポケットが無い。いずれも社外品を購入。 ×後席の乗り心地。 タイヤを標準の16インチから15インチに変更(メーカーオプション)しました が、凹凸での突き上げなど、若干気になるようです。広さには不満がないよ うです。 ×燃費は、エアコンフル稼働で、街乗り:10km/L前後、高速:15km/L前後とい ったところです。アクセル操作など前車のクセもあり、今のところ思ったよ り伸びていませんが、今後慣らし期間が過ぎどれだけ上がってくるか期待し ています。 ⇒ あまり変化なし。期待はずれ?(2/12追記) ×ドアミラー格納ボタンが小さく、押しにくい。 ×ヘッドレストが大きすぎ、後方確認時に邪魔になる。 15.その他自由意見: ◇15年の長きに渡り愛用し続けた2.5Lセダンからの代替です。 ◇夫婦2人の日常の足として、使い勝手や経済性に優れたコンパクトカーを候 補に、フィット、NOTE/ティーダ、デミオ/ベリーサ、インプレッサに試乗。 トヨタ車については親族の所有車で、相変わらずの車づくりを確認済みのた め、検討外としました。 ◇各車の一口インプレッションです。 ・フィット:操作性、居住性、装備などファミリーユースとしてかなりのレ ベルに仕上がっており、売れているのも当然か。 ・ティーダ:軟な足回り、高級感が謳い文句の内装は古臭い。 ・NOTE:内装デザインはよいが、ドライブフィールがややガサツ。 ・インプレッサ:走りの質感や静粛性など他車を凌駕するも、3ナンバーサ イズで燃費が劣る。 ・ベリーサ:後席の居住性はデミオを上回るが、走りや内外装デザインはデ ミオに軍配。 ・デミオ:後席の狭さは気になったものの、走りのよさは試乗車中トップ。 ◇試乗結果と、値引きや販売条件等を含めた見積り価格を総合勘案し、デミオ に決定。 ◇偶にはドライブも楽しみたいため、パワーに余裕のある1.5Lモデルとし、フ ロントマスクやエアロパーツ、ブラックメーターなど、スポルトならではの 内外装デザインを妻が気に入ったこともあり同モデルとしました。 ◇不満点(要望)もいくつかありますが、非常に満足しています。 ─────────────────────────────────── ●ニュース&トピックスより http://kurumart.jp/news/index.html ○カーナビ通信、対応機所有者の約7割が未利用(12/3) http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081203/117087/  日経マーケット・アクセスの調査によると、ポータブル型を含むカーナビの 装着率は60.5%に達した。そのうち約3割が「G-BOOK」「カーウイングス」「イ ンターナビ」など通信機能対応型だが、実際に通信サービスを利用しているの は約1/3に止まり、まだ十分市場が立ち上がっているとは言い難い。 ─────────────────────────────────── ○自動車戦争、日米とも愚かな終幕に(12/14) http://dandoweb.com/backno/20081214.htm  米自動車ビッグ3の最後のもがきは続いていますが、事態がどのように転んで も長かった日米自動車戦争に幕が下りる点では同じです。1999年に「日本の自 動車産業が開いた禁断」を書いて以来折に触れてウオッチを続け、2005年に「 日本の自動車産業は世界を幸せにしない」を書いているだけに、敗者の米国勢 だけでなく、勝者のはずの日本勢と日本社会の有り様が喜べないのが残念で仕 方がありません・・・(団藤保晴インターネットで読み解く!) ─────────────────────────────────── ○若者のクルマ離れ、本質は「購買力」の欠如(1/14) http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090109/182410/  日本の自動車市場縮小は、少子・高齢化の進展や、若年層のクルマ離れなど 複合的な要因による。「クルマ離れ」については、若者の消費の多様化や、魅 力的なクルマの不在といったことが指摘されてきた。だが、昨今の雇用情勢の 悪化を見ると、実は「購買力」が大きな問題であることが浮き彫りになる。派 遣など不安定就労社会のツケがきた・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【最近のコラム&トピックスから】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●日本のネット産業は元気を取り戻すか (日経IT PLUS 08/12/26) http://it.nikkei.co.jp/trend/special/followup.aspx?n=MMITzz000026122008  日本のインターネット業界から明るい話題が減っている。2008年はけん引役 だったミクシィとディー・エヌ・エーの成長に陰りが見えはじめ、磐石と思わ れたヤフーや楽天も世界的な景気悪化で経費削減に軸足を移した。話題となっ たのはiPhoneやグーグル・ストリートビューなど米国発の製品やサービスの上 陸ばかり。  ネット企業の進化が頭打ちなのか、それとも起業家を育てる環境に問題があ るのか。2009年に日本のインターネット企業は元気を取り戻せるのか。 ─────────────────────────────────── ●シリーズ「インタビュー2009」〜09年の展望とITの未来 (日経IT PLUS 09/1/5〜) http://it.nikkei.co.jp/trend/special/interview.aspx  厳しい経済情勢のなかで始まった2009年。IT業界で活躍するキーパーソンや 識者に09年の展望やITの未来を聞く。 ・ウェブデザイナー中村勇吾氏:旧世代サイトを見直したい ・チームラボ猪子寿之社長:情報価値のルールが変わった ・米VC共同設立者茶尾克仁氏:ベンチャー2.0時代の日本に期待 ・まぐまぐ横尾茜社長:ネットの常識は常識ではない ─────────────────────────────────── ●放送新時代の幕開け (infocomアイ 09/1) http://www.icr.co.jp/newsletter/eye/2009/e2009001.html  通信と放送、それにコンピュータが融合して放送の新時代を迎えようとして いる。今や、放送は無線で配信されるとは限らず、周波数の制約を受けないIP TVのウェイトが次第に高まっている。広告収入によって維持される無料放送だ けでなく、有料放送も多くなった。  しかし、これは同時に通信サイドでも新時代を迎えようとしていることに他 ならない。通信会社が提供する光ブロードバンド・サービスのキラー・アプリ ケーションは、恐らく放送を含む動画配信だろうからだ。放送は市場内の競争 だけでなく、通信産業との競争にも直面することになる。 ─────────────────────────────────── ●ネット利用の主役へ躍り出るモバイル (日経ITpro 09/2/2〜) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090128/323659/?ST=network  2009年〜10年にかけて、インターネットへのアクセスに使う機器の主流は、 オフィスや家庭に据え置かれたパソコンから、携帯電話やモバイル機器へと劇 的に移り変わる。常に持ち歩く端末から、場所を選ばずいつでも快適にネット を利用できる。そんな使い勝手を実現する環境の整備が進んでいくからだ。 ・高速化・多様化:無線も100Mビット超へ、固定通信との区別が無くなる ・端末の高機能化:世界中の開発者を巻き込む、モバイル向けアプリが充実 ・サービスの拡充:事業者が重視するエージェント型サービスが続々登場 ・ユーザーの世代交代:モノよりつながりを重視、価値観の異なる世代が担 い手に ─────────────────────────────────── ●2009年の携帯電話業界、私はこう読む (日経ITpro 09/1/13〜) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090106/322291/?ST=network  2008年の携帯電話業界は、販売不振が際立った1年だった。大手3社を合計し た2008年上期の端末販売台数は対前年同期比で20%以上減少。携帯電話事業者 は販売奨励金の減少で増益と好調だが、端末メーカーや販売代理店では撤退や 合併の動きが出てきた。2009年はどうなるのか。 ・出荷台数は2009年に3500万〜3600万台まで落ち込む ・2008年は完全につまずいたau、迷走からの脱却に注目 ・米グーグルのAndroidで何ができるのか、絶対に売れない ・端末メーカーは撤退や事業の統合で2010年ごろに半減する 等々 ─────────────────────────────────── ●フレッツ光は再加速できるか (日経ITpro 09/1/19〜) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090114/322842/?ST=network  フレッツ光の純増ペースに急ブレーキがかかった。これに伴いNTT東西は2008 年度の純増目標数の下方修正を余儀なくされた。それでもNTTは中期経営目標と して掲げる「2010年度末までに累計2000万ユーザー」の看板を下ろさない。純 増ペースを再加速させる起死回生の策はあるのか。 ・キャンペーンで実質値下げも、他社より割高なフレッツ光 ・テレビにつなぐフレッツ光を提案、パソコン未利用世帯を狙う ・NTTグループ内の連携にハンデ、用途限定で値下げの余地あり 等々 ─────────────────────────────────── ●ウェブが街なかに出て行くとき (歌田明弘の地球村の事件簿 09/1/9) http://blog.a-utada.com/chikyu/2009/01/post-1881.html  デジタル・サイネージ(書きかえ可能なデジタル看板)と呼ばれる広告ビジネ スが注目されている。アメリカでは小売店やバー、レストランなどに設置され 始めている。街なかのいたるところに置かれるネットワーク端末が広告表示媒 体になったとき驚くべきことが起こる。このような表示媒体は「最後のマスメ ディア」になるのだ。  テレビも視聴率が落ち、新聞も購読者が減っている。従来のマスメディアが リトルメディア化し始めている。こうした装置を設置し、いっせいに情報を流 せば、ちょっとしたマスメディアなみの情報媒体になる。 ─────────────────────────────────── ●ネット広告の一本足打法では生き残れない (ガ島流ネット社会学 09/1/16) http://it.nikkei.co.jp/internet/column/gatoh.aspx?n=MMIT11000016012009  日本のインターネットが行き詰まっている。広告費でインターネットは新聞 を抜くと予測されているが、今の業界にWeb2.0ブームの頃のような盛り上がり はない。世界的な経済危機の影響だけでなく、サービスの出尽くし感が広がり、 先行きが見えなくなっている。  この要因のひとつは、無料サービスを広告で支えるというモデルが揺さぶら れているからだ。勝ち組と呼ばれるネット企業の収益構造を見てみると、広告 モデル一本ではないところがある。 ─────────────────────────────────── ●広告・宣伝予算を削られて頭を悩ませているあなたへ (日経ネットマーケティング 09/1/27) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090121/323237/  米国発の世界同時不況が容赦なく企業の広告宣伝費を削っている。テレビ、 新聞、雑誌など既存メディアへの広告出稿が控えられているのは当然のこと、 不況の波はインターネット広告にまで影響を及ぼしている。  この不況下における「攻め」とは何か。それは、自らが「メディア」を作り 出すこと。消費者との接点を既存メディアに頼らず、コンテンツを継続的に提 供したり、ユーザー同士が交流するコミュニティを運営したりして自らがメデ ィアとなり、顧客と直接的かつ継続的な関係を構築することだ。 ─────────────────────────────────── ●マスメディアの広告モデルが生き延びる道 (勝間和代のITマーケットウォッチ 09/2/2) http://tinyurl.com/cpv367 (URL短縮サービス)  マスメディア広告が大打撃を受けている。テレビはスポット広告収入が大き く落ち込み、単価の安い見慣れないスポットCMが席巻、さらに新聞はもっと厳 しく、ラジオも雑誌もすべて広告費が落ち込んでいる。これはもう言わずもが な、マスに使う時間が減った(インターネットに行った)ためである。  「マス広告で知らせて詳しくはネットで」というクロスメディア型に向かう のが必然の流れだが、これにはたいへんな痛みを伴う。ネットは費用対効果が しっかりしている(細かいデータを容易に取れる)のに対し、マス広告は実は割 高である。費用対効果をはっきりさせると、ますますお客が逃げるかもしれな いというジレンマがある。 ─────────────────────────────────── ●「ハドソンの奇跡」に見る米ネットの活性 (団藤保晴のインターネットで読み解く 09/1/18) http://dandoweb.com/backno/20090118.htm  USエアウェイズのエアバスが、離陸直後にエンジンの推力を失いハドソン川 に不時着しながら、機長の「神業」で死者・重傷者ゼロの奇跡を呼んだニュー スは、冬の寒さ以上に冷え込んだ世界に何かホットなものを流してくれた。  同時に、今回の事故は米国のネットの活性度の高さを示した(日本語ネットの 世界には物足りない情報しかなかった)。何と言ってもお膝元ニューヨークタイ ムズ紙のウェブ記事構成が秀逸。新聞よりもネットのほうが動画もあるし、カ ラー写真もたくさんあるし、はるかに見ごたえ読み応えがあった。 ─────────────────────────────────── ●日本経済への先行き悲観論が目白押し (団藤保晴のインターネットで読み解く 09/1/30) http://dandoweb.com/backno/20090130.htm ○GDP成長率は2年連続でマイナス2%超の可能性も http://bizplus.nikkei.co.jp/keiki/body.cfm?i=20090120kk000kk  経済指標の悪化に歯止めがかからない。特に、いわゆる「リーマン・ショッ ク」の悪影響が本格化してきた2008年10月以降は、まるで落とし穴にでも落ち たかのような急降下である。 ○日本経済:早期回復なるか〜金融危機の嵐に直撃されなかった日本経済が、 今ほかのどの先進国よりも急速に縮小している http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/501  政治の機能不全は、今や日本経済にとって最大の問題になっていると言って も過言ではない。政策立案者は、高齢化と人口減少が進む社会で内需を拡大す る策を議論すべきだ。  それにしても皮肉な話である。米国をはじめ、日本以外の先進諸国が必死に なって日本のバブル後の経験を避けようとしている時に、当の日本はお粗末な 政治のせいで、重い足取りで他国の後ろをのろのろとついて行く羽目に陥って いるのだから。 ○1人当たりGDPの「失われた10年」〜日本はこのまま内需が弱いままなのか http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/kuma/pdf/k_0901f.pdf  労働力の非正規化が進み、人口高齢化で非勤労者の割合が高まり平均所得が 低下した。経済成長において、人口減少の制約を突破するには、1人当たりスキ ルの発揮が活路となる。労働力が限られていても、企業内教育投資を付与して 可能な限りまで人的資本を増やすことが生産性向上に貢献する。しかし、パー トや派遣労働者には、企業は身銭を切って人的資本を投下しない。  目下、非正規労働の問題は、景気が良かった時期の「経済格差拡大の弊害」 という論調をひきずって問題視されているが、本当に深刻なのは、1人当たり所 得を増えにくくするという「効率性」の問題だ。 ─────────────────────────────────── ●若者と女性の痩身化は雇用不安が主因 (団藤保晴のインターネットで読み解く 08/11/30) http://dandoweb.com/backno/20081130.htm  女性のようにスリムな若い男性が増えている。日本の女性と同様に痩身願望 があるとも考えられてきたが、若者と女性の痩身化は雇用不安が主因であると 考えるべき証拠が出てきた。海外から大変に奇妙と見られていた日本の男女対 立「太る男とやせる女」は、雇用不安の強弱が食生活に反映した結果だった。 ─────────────────────────────────── ●Firefox、Safari、Chromeのシェアが上昇〜最新ブラウザ利用調査 (CNET Japan 09/2/4) http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20387505,00.htm  世界のブラウザ市場におけるMicrosoftの「Internet Explorer(IE)」のシェ アは、過去1年間で7ポイント下落して67.55%となった。一方、Mozillaの「Fi refox」は、3ポイント拡大し21.53%に。Appleの「Safari」も8.29%までシェ アを伸ばし、08年9月にリリースしたGoogleの「Chrome」も急速に伸長、現在市 場全体の1.12%を占める。「Opera」は0.7%。  ⇒ 私も、昨秋「Sleipnir(IE内蔵)」から「Firefox」に変更しました。タブ 機能(一つの画面内で複数のWebページをタブで切り替えられる)の使い勝手の良 さでSleipnirを使い続けてきましたが、結構トラブルが多く嫌気が差し、何か と評判の良いFirefoxに変更しました。拡張性が高く、タブ機能も遜色ありませ ん。十分満足しています。 ─────────────────────────────────── ●ポスト・ネットブック時代のパソコン (小寺信良の現象試考 09/1/19) http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0901/19/news016.html  昨年PC業界でもっとも話題をさらったのは、やはり低価格モバイルPC、いわ ゆるネットブックであったろう。登場してしばらくたち、その長所短所も認識 されてきたようである。その“次”を狙う、ポスト・ネットブック時代のPCに 求められる要件とは何だろうか。 ─────────────────────────────────── ●クルマ×公共交通連携の第一歩は、交通IC&ポイントの活用から? (Business Media 誠 09/1/28) http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0901/28/news100.html  環境汚染や渋滞の緩和のため、欧州の一部都市ではトランジットモール(自家 用車流入規制)やロードプライシング(都市部への乗り入れ課金)などクルマを流 入規制する一方、トラム(路面電車)や自転車シェアリング、電車・バスなど公 共交通を使いやすくする施策で臨んでいる。パーク&ライドやカーシェアリン グの利用も着々と進んでいる。  小容量だが移動の自由度が高いクルマと、大容量輸送が可能でクリーンな公 共交通をいかに連携させるか?欧州の規制モデルと違う日本型モデル実現のた め、交通ICやポイントシステムのノウハウが役立つのではないだろうか。 ********************************************************************** ◇電網かわら版は、「まぐまぐ ID:0000005947」、  「melma! ID:00017577、00152569」で発行しています。 ◇配信の停止や配信先の変更は、下記でお願いいたします。バックナンバーも  ご覧いただけます。 http://www.micle.co.jp/kawara.htm ◇内容および広告掲載等のお問い合わせは、 info@micle.co.jp へ。 ◇電網かわら版『必読!ITメディア』の全文または一部の文章を、許可無く転  載することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ 企画・制作・発行 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□ 〒242-0001 大和市下鶴間2-1-19-601 TEL:046-264-5030 **********************************************************************