********************************************************************** ■□■ 電網かわら版『必読!ITメディア』 ■□■ 第159号 2007年 9月 4日発行 〜総配信数 965部 Thanks!〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇インターネット、情報通信、放送関連の話題を、氾濫する情報洪水の中   から厳選、平易かつ簡明に要約・解説してお届けします。                   by マイクル渡辺 info@micle.co.jp **********************************************************************  厳しい残暑が復活、ウンザリですね。(>_<)  もはやブラックジョークとしか言いようのない醜態をさらし続ける“おぼっ ちゃま政権”。“セールスマン知事”をようやく見ないですむようになったと 思ったら今度は“仮病横綱”だらけのマスコミとワイドショー。社会の崩壊が 家族の崩壊を生み連日のごとく繰り返される“近親殺人”・・・  佐賀北高校、野村楽天、土佐礼子、鶴見虹子(こうこ)、そしてイチロー。ス ポーツの世界は相変わらず感動を与えてくれます。衆議院総選挙でも与野党逆 転が起これば、この国も少しは変われるのでしょうが・・・  恒例の「主要IT関連商品シェア動向」と「主要自動車関連商品シェア動向」 をお届けいたします。 ─────────────────────────────────── 【主要IT関連商品シェア動向(06年)】 01.パソコン 02.プロバイダー 03.ADSL 04.光ファイバー通信回線 05.ポータル・検索サイト 06.携帯電話端末 07.携帯電話契約数 08.液晶テレビ 09.プラズマテレビ 10.DVD録画再生機 11.インクジェットプリンター 12.普通紙複写機 13.デジタルカメラ 14.携帯音楽プレーヤー 15.電子辞書 16.家庭用ゲーム機 17.電子マネー 18.カーナビ 【主要自動車関連商品シェア動向(06年)】 01.乗用車 02.輸入乗用車 03.軽自動車 04.普通トラック 05.二輪車 06.タイヤチューブ 07.ガソリン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主要IT関連商品のシェア動向(06年)】 〜日本経済新聞「点検シェア攻防、本社100品目調査」より ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●パソコン <06年国内出荷台数シェア(1,428万台、前年比2.3%減)>  1位 NEC 20.1%(▲ 0.5%)  2 富士通 17.5 (▲ 0.3 )  3 デル 14.2 ( 1.9 )  4 東芝 9.9 ( 0.8 )  5 日本HP 6.5 (▲ 0.2 )   その他 31.8 (▲ 1.7 )( )は前年比増減率ポイント、以下同様 ・企業向けは堅調だったが、個人向けは、買い替えサイクルの長期化やMSの新 OS「ビスタ」の発売延期などが響き減少(前年比5.9%減)。 ・ビスタ(07年1月末発売)は、これまでのOSと比べユーザーの関心度は低い。 業界は、AV機能強化などが評価され、今年後半から利用者のすそ野が徐々に 広がると期待する。 ・デルと東芝は、世界規模の部品調達力を支えにシェアアップ。 ─────────────────────────────────── ●プロバイダー(ブロードバンド会員数) <06年末国内会員数シェア(2,576万人、前年比15.2%増)>  1位 Yahoo!BB(ソフトバンク) 20.0%(▲ 2.4%)  2 OCN(NTTコム) 18.0 ( 2.1 )  3 ぷらら(NTTコム) 7.1 (▲ 0.2 )  4 DION(KDDI) 6.7 (▲ 0.7 )  5 @nifty(ニフティ) 6.2 ( 0.4 )  5 BIGLOBE(NECビッグローブ) 6.2 ( 0.4 )   その他 35.8 ( 0.4 ) ・ADSLの普及は一巡したが、光回線の拡大が一段と進み全体を押し上げた。 ・光回線への対応で明暗が分かれ、全社を挙げて積極展開したOCNがシェアア ップ。Yahoo!BBは乗り換え需要をつかみきれず。 ─────────────────────────────────── ●ADSL <06年度末国内契約回線数シェア(1,401万件、前年度比3.5%減)>  1位 ソフトバンクBB 36.8%( 2.0%)  2 NTT東日本 19.9 (▲ 0.8 )  3 NTT西日本 18.1 (▲ 0.4 )  4 イー・アクセス 13.7 ( 0.5 )  5 アッカ・ネットワークス 7.8 (▲ 0.8 )   その他 3.7 (▲ 0.5 ) ・光回線の急速な普及に押され、年度ベースで初めて市場規模が縮小。 ・普及期に繰り広げられた価格競争は一服、事業は縮小均衡に。 ─────────────────────────────────── ●光ファイバー通信回線 <06年度末国内契約回線数シェア(881万件、前年度比64.8%増)>  1位 NTT東日本 38.6%( 3.2%)  2 NTT西日本 30.4 ( 1.8 )  3 UCOM(USEN) 6.8 (▲ 2.1 )  4 KDDI 6.7 ( 3.6 )  5 ケイ・オプティコム(関西電力) 5.9 (▲ 1.2 )   その他 11.6 (▲ 5.3 ) ・ブロードバンドサービスに占める割合は10.2%増え、全体の33.3%に。 ・IP電話がけん引役となり、NTT東西がシェアを伸ばす。 ・東電の光事業を吸収したKDDIが4位に上昇したが、NTT東西の販売攻勢に押 され、シェアは05年度末の両社合算シェア(8.3%)より低下。 ─────────────────────────────────── ●ポータル・検索サイト <06年ページビューシェア(3,570億ページビュー、前年比14.9%増)>  1位 ヤフー 72.8%( 0.4%)  2 グーグル 5.2 ( 1.1 )  3 マイクロソフト(MSN) 4.8 (▲ 0.2 )  4 楽天(インフォシーク) 3.3 (▲ 0.4 )  5 ニフティ 3.0 (▲ 0.6 )   その他 10.9 (▲ 0.3 ) ・ヤフーの圧倒的シェア変わらず。SNS機能やブログ検索、メルマガなど機能 拡充に加え、サッカーワールドカップや米メジャーリーグの動画配信など人 気コンテンツも獲得。 ・グーグルが2位に浮上。検索機能に加え、予定表やウェブメール、写真共有 サービスなど新機能の相次ぐ投入が奏功。 ─────────────────────────────────── ●携帯電話端末 <06年国内販売台数シェア(約4,726万台、前年比5.1%増)>  1位 シャープ 19.6%( 4.4%)  2 パナソニックモバイル 13.2 (▲ 2.9 )  3 NEC 13.2 (▲ 2.4 )  4 東芝 10.8 ( 0 )  5 富士通 7.9 (▲ 0.8 )   その他 35.3 ( 1.7 ) ・ワンセグ本放送開始(4月)や、番号継続制度導入(10月)が買い替えを促し、 過去2番目の販売台数に。 ・前年3位のシャープが大幅シェアアップ、トップに躍進。ワンセグ対応機種 や大画面液晶の好評に加え、au向け納入開始も寄与。 ・前年1位のパナソニック、2位NECは、主力のドコモ向けヒット商品がなく、 シェアダウン。 ─────────────────────────────────── ●携帯電話契約数 <06年度末国内契約数シェア(9,672万件、前年度比5.4%増)>  1位 NTTドコモ 54.4%(▲ 1.3%)  2 KDDI(au、ツーカー) 29.1 ( 1.4 )  3 ソフトバンクモバイル 16.4 (▲ 0.2 ) ・契約数は増えたものの伸び率は低下、市場の飽和感がますます強まる。 ・auブランドの好調で、KDDIが唯一シェアアップ。 ・06年10月スタートの番号継続制で顧客流動性が高まると予想されたが、07年 3月末までの半年間に同制度で他社に乗り換えた人は199万人(約2%)と、予 想よりも低水準に。 ・旧ボーダフォンを買収して誕生したソフトバンクは、基本料980円の新料金 や端末割賦販売などの新機軸を打ち出し、予想以上に健闘。 ─────────────────────────────────── ●液晶テレビ <06年国内出荷台数シェア(551万台、前年比36.6%増)>  1位 シャープ 43.9%(▲ 3.3%)  2 ソニー 18.0 ( 0.7 )  3 松下電器産業 17.0 ( 0.8 )  4 東芝 8.5 (▲ 2.0 )  5 日本ビクター 4.3 (▲ 0.7 )   その他 8.3 ( 4.5 ) ・地デジの普及や価格下落が進み、需要が大きく伸びる。 ・圧倒的首位のシャープの牙城を他社が切り崩しにかかり、シェアダウン。 ・07年も価格競争が更に進み、体力勝負に。 ─────────────────────────────────── ●プラズマテレビ <06年国内出荷台数シェア(7万台、前年比64.3%増)>  1位 松下電器産業 66.5%( 1.3%)  2 日立製作所 28.5 ( 3.6 )  3 パイオニア 5.0 (▲ 3.6 ) ・動画表示性能が液晶テレビに優るとされ、スポーツイベント視聴層の引き合 いが増えるなど、液晶の伸びを上回り好調。 ・松下(ビエラ)が首位の座を不動に。日立(Woo)もHDD内蔵機種が普及しシェア アップ。 ─────────────────────────────────── ●DVD録画再生機 <06年国内出荷台数シェア(約350万台、前年比17.5%減)>  1位 松下電器産業 28.0%(▲ 2.0%)  2 シャープ 20.1 ( 6.6 )  3 ソニー 18.0 (▲ 3.5 )  4 東芝 17.5 ( 0.3 )  5 パイオニア 8.0 ( − )   その他 8.4 (▲ 1.4 ) ・急速に成熟化が進み、各社とも地デジ・ハイビジョン対応モデルなど高級機 へのシフトを進めるが、需要を喚起できず。次世代機も離陸に難航。 ・シャープは、好調の液晶テレビ「アクオス」との連係機能など、新製品の矢 継ぎ早投入戦略が奏功。 ─────────────────────────────────── ●インクジェットプリンター <06年国内出荷台数シェア(713.3万台、前年比3.0%減)>  1位 セイコーエプソン 41.5%(▲ 0.8%)  2 キャノン 39.5 ( 0 )  3 日本HP 8.8 ( 2.1 )  4 ブラザー工業 4.4 ( 0.5 )  5 レックスマーク 1.9 (▲ 1.6 )   その他 3.9 (▲ 0.2 ) ・買換え需要が中心となり、家電製品への支出が薄型テレビなどへ流れたこと なども影響し市場は減少。 ─────────────────────────────────── ●普通紙複写機 <06年国内出荷台数シェア(66.5万台、前年比6.2%減)>  1位 キャノン 28.2%( 0.4%)  2 リコー 28.0 ( 0.1)  3 富士ゼロックス 21.9 ( 0.5 )  4 シャープ 10.3 (▲ 0.8 )  5 コニカミノルタBT 8.1 ( 0.1 )   その他 3.5 (▲ 0.3 ) ・カラー機市場が拡大したものの、国内市場は縮小傾向に。 ・キャノンが2年ぶりにトップに返り咲き。 ─────────────────────────────────── ●デジタルカメラ <06年国内出荷台数シェア(942.4万台、前年比11.6%増)>  1位 キャノン 21.8%( 1.5%)  2 松下電器産業 15.1 ( 1.1 )  3 富士フィルム 14.8 (▲ 0.2 )  4 カシオ計算機 13.7 (▲ 1.1 )  5 ソニー 13.6 ( − )   その他 21.0 ( − ) ・成熟化が進み市場は昨年初めて減少したが、手ぶれ補正や顔自動認識、高倍 率ズームなど高機能機種を各社が競って投入したことや、競争激化による価 格下落が買換え需要を喚起、増加に転じた。 ・4年連続トップのキャノン以外は、前年と順位が変動。松下(2位←4位)、富 士(3位←2位)、カシオ(4位←3位)、ソニー(5位←圏外)。 ─────────────────────────────────── ●携帯音楽プレーヤー <06年国内出荷台数シェア(約650万台、前年比8.3%増)>  1位 アップル 49.4%( 2.8%)  2 ソニー 20.7 ( 0.3 )  3 松下電器産業 8.6 ( 0.6 )   その他 21.3 (▲ 3.7 ) ・アップルは、iPod(HDD)は動画再生機能を標準搭載、iPodナノ(フラッシュメ モリー)は2万円以下とするなど、着実に他社をリード。 ・ソニーは音質にこだわった機種が、松下は音楽再生に特化した機種が好調。 ・需要が一巡し、成長鈍化。中小メーカーの撤退や再編の動きも相次ぎ、大手 メーカーの寡占化傾向が鮮明に。 ─────────────────────────────────── ●電子辞書 <06年国内出荷台数シェア(約246万台、前年比3.0%減)>  1位 カシオ計算機 52.1%( 0.7%)  2 シャープ 28.7 ( 2.3 )  3 セイコーインスツルメンツ 11.3 (▲ 2.6 )  4 キャノン 7.9 ( 1.3 ) ・英語の発音を確認できる音声認識機能付(カシオ)、ワンセグ視聴ができるカ ラー液晶搭載機種(シャープ)など高機能機種が堅調。 ・学習特化型機種も根強い需要があり、価格や使い勝手がシェアを左右。 ─────────────────────────────────── ●家庭用ゲーム機(携帯型を含む) <06年国内販売台数シェア(1455万台、前年比45%増)>  1位 任天堂 71.3%( 15.8%)  2 ソニー(SCE) 27.2 (▲ 16.3 )  3 マイクロソフト 1.4 ( 0.4 ) ・前年に続き、ニンテンドーDS(886万台)や、ソニーPSP(プレイステーション ポータブル、195万台)など、携帯型が据え置き型を大きく上回る(携帯比率 77.3%)。 ・任天堂の独り勝ち。12月発売の「Wii」も出足好調。 ・ソニーは、PSPのピークが過ぎ台数減となるなど大幅シェアダウン。据え置 き型新機種「PS3」も、ソフト不足や高価格が響きWiiに苦戦。 ─────────────────────────────────── ●電子マネー <06年度発行枚数シェア(5780万枚、前年度比63.3%増)>  1位 エディ(ソニー系) 48.8%(▲ 0.8%)  2 スイカ(JR東日本) 34.1 (▲10.2 )  3 イコカ(JR西日本) 4.8 (▲ 1.7 )  4 iD(携帯付帯、ドコモ) 4.1 ( 4.0 )  5 パスモ(私鉄・地下鉄) 3.6 ( 3.6 )   その他 4.6 ( - ) ・小額決済に適したメリット認知が広がり、各種マネーに対応する決済端末を 取り入れるスーパーやコンビニが増加、乗車券としての利用も急速に拡大。 ・07年は、セブン&アイ「ナナコ」、イオン「ワオン」など大手流通業も相次 ぎ参入、大幅なシェア変動が予想される。 ─────────────────────────────────── ●カーナビ(市販用、メーカーのライン装着除) <06年国内市販市場シェア(約138万台、前年比7.2%増)>  1位 パイオニア 28.3%( 0 %)  2 松下電器産業 27.9 ( 1.9 )  3 三洋電機 13.0 (▲ 2.6 )  4 富士通テン 12.7 ( 0.4 )  5 クラリオン 7.6 (▲ 0.6 )   その他 10.5 ( 0.9 ) ・地デジ対応で先行した松下がシェアアップ。 ・三洋は、地図表示に特価した安価な簡易型カーナビ(PND、パーソナル・ナビ ゲーション・デバイス)の拡販に注力したため苦戦。 ・メーカー各社は、顧客囲い込みを狙い純正品のテレマティクス対応を推進、 サービスの充実に勤しむ。一方、PNDの普及も進み高機能品が主流の市販ナ ビは板ばさみに。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【主要自動車関連商品のシェア動向(06年)】 〜日本経済新聞「点検シェア攻防、本社100品目調査」より ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●乗用車 <06年国内販売台数シェア(313.4万台、前年比6.8%減)>  1位 トヨタ 47.6%( 2.4%)  2 日産 17.2 (▲ 2.5 )  3 ホンダ 13.2 (▲ 0.6 )  4 マツダ 5.6 (▲ 0.2 )  5 富士重工 3.0 (▲ 0.2 )   その他 13.4 ( 1.1 ) ・買い替えサイクルの長期化や、維持費の安い軽自動車への乗り換えなどが進 み、前年比6.8%減と大きく落ち込む。 ・トヨタが一人勝ち。カローラ、エスティマなど主力車種の全面改良や、旗艦 車種LSの発売(レクサス)など新型車の積極投入で、落ち込みを抑える。 ・日産は、05年に新型車を集中投入した反動など低迷。 ─────────────────────────────────── ●輸入乗用車 <06年国内販売台数シェア(26.0万台、前年比2.0%減)>  1位 フォルクスワーゲン 21.0%( 0.9%)  2 メルセデス・ベンツ 19.1 ( 1.8 )  3 BMW 18.9 ( 1.9 )  4 アウディ 5.8 ( 0 )  5 BMWミニ 5.1 ( 0 )   その他 30.1 (▲ 4.6 ) ・3年連続で前年実績を下回る中、独御三家がシェアアップ。4,5位前年並み、 6位以降は概ねシェアダウンと、上位群と下位群の差が拡大。 ・トップVWと、2位ベンツ、3位BMWの差が縮まり、3社のシェア争いが過熱。 ─────────────────────────────────── ●軽自動車 <06年国内販売台数シェア(202.4万台、前年比5.2%増)>  1位 スズキ 30.2%(▲ 1.9%)  2 ダイハツ 29.7 (▲ 0.9 )  3 ホンダ 14.1 ( 1.3 )  4 三菱自動車 9.1 ( 0.7 )  5 富士重工 7.5 (▲ 0.3 )   その他 9.4 ( 1.1 ) ・ガソリン高による小型車志向や新型車の積極投入など、3年連続で過去最高 を更新。ただ、市場は06年がピークとの見方も強く07年はマイナスか。 ・スズキ、ダイハツともシェアを落としたが、両社の差はわずか0.5%に。ス ズキは輸出用小型車増産のため軽を減産。 ・ホンダは全系列での軽自動車取り扱いが寄与。6位日産(6.7%)もOEM調達車 種増など1.2%アップし、5位富士重に迫る。 ─────────────────────────────────── ●普通トラック(積載量4トン以上) <06年国内販売台数シェア(10.9万台、前年比3.0%増)>  1位 日野自動車 30.5%(▲ 1.6%)  2 いすゞ自動車 29.4 ( 1.1 )  3 三菱ふそう 23.3 ( 2.6 )  4 日産ディーゼル 16.7 (▲ 2.1 ) ・排ガス規制に伴う更新需要により、03年から4年連続で10万台を超えたが、 07年は買い替え需要が終わり、市場は大きく冷え込む見込み。06年より2,3 万台減も。 ・三菱はリコール騒動が落ち着きつつありシェアを回復。 ─────────────────────────────────── ●二輪車 <06年国内販売台数シェア(75.8万台、前年比増減無し)>  1位 ホンダ 46.3%(▲ 2.4%)  2 スズキ 21.6 ( 1.8 )  3 ヤマハ発動機 21.2 (▲ 0.8 )  4 川崎重工業 2.9 ( 0.3 )  5 ハーレーダビッドソン 1.8 ( 0.2 ) その他 6.2 ( 0.9 ) ・市場の約6割を占める50cc以下の原付自転車が3年ぶりに前年を上回ったが、 51-250ccクラスが低迷。輸入車を中心とする大型車は好調、米ハーレーは過 去最高の14,000台を販売。 ・前年3位のスズキがヤマハを逆転。スズキの2位は1970年代以降では初めて。 ─────────────────────────────────── ●タイヤチューブ <06年国内生産シェア(135.2万トン、前年比1.5%増)>  1位 ブリジストン 47.6%(▲ 0.5%)  2 住友ゴム工業 22.9 ( 0.4 )  3 横浜ゴム 15.9 ( 0.1 )  4 東洋ゴム工業 12.1 ( 0.2 )   その他 1.5 (▲ 0.2 ) ・完成車の輸出増により新車用タイヤが伸びたことに加え、市販用も大雪で冬 用タイヤの需要が拡大し、夏用の落ち込みを補った。 ・自動車メーカーの海外生産拡大に合わせ、タイヤメーカーも北米やアジアな どにシフト、完成車輸出に支えられた国内生産は頭打ちに。 ─────────────────────────────────── ●ガソリン <06年度国内販売量シェア(6048万キロリットル、前年度比1.5%減)>  1位 新日本石油 23.2%(▲ 0.4%)  2 エクソンモービル 19.1 (▲ 0.2 )  3 昭和シェル石油 16.1 ( 0.5 )  4 出光興産 14.2 ( 0.1 )  5 コスモ石油 11.3 ( 0 )   その他 16.1 ( 0 ) ・低燃費車の増加や、原油価格高騰による相次ぐ値上げで消費者の節約志向が 強まり、販売量は前年度に続きマイナス。 ・市場縮小の中、元売り各社が採算重視方針を強める中で、昭和シェルのみが 販売量拡大戦略を取りシェアアップ。 ********************************************************************** ◇電網かわら版は、「まぐまぐ ID:0000005947」「melma! 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