********************************************************************** ■□■ 電網かわら版『必読!ITメディア』 ■□■ 第 139号 2002年 7月16日発行 〜総配信数 1,940部 Thanks!〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇インターネット、情報通信、放送関連の話題を、氾濫する情報洪水の中   から厳選、平易かつ簡明に要約・解説してお届けします。                   by マイクル渡辺 info@micle.co.jp ********************************************************************** 【「くるまーと」の話題から】 01.サイト&メルマガ広告が増えました 【最近のニュース&トピックスから】 01.日本のネット人口は、5,593万人or4,619万人? 02.ブロードバンドユーザーが家庭内PCネットユーザーの3割を突破 03.2006年にはネット普及世帯の9割がブロードバンドに 04.ブロードバンドでますます身近になるIP電話〜現状と課題 05.BB市場の覇者になれるのか〜孫正義氏の最後の賭け 06.「2ちゃんねる」の社会とデマゴーグ〜ネットは愚衆政治の典型か 07.実践!Eメールマーケティング〜人気メールマガジンの秘訣 08.W杯バブルでアクセス急増も、収益悪化とまらぬニュースサイト 09.e-Japanがネット企業を殺す。じわじわと進む「民業圧迫」 10.揺れる地上波デジタル放送。総務省主導で視聴者不在の強行突破へ (“マイクルの視点”はお休みさせていただきます。台風一過の青空の如く、 我が頭脳も冴え渡ってほしいのですが・・・) ********************************************************************** 【「くるまーと」の話題から】 http://www.kurumart.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●サイト&メルマガ広告が増えました  しばらく途絶えていたサイト&メルマガ広告の新規問い合わせが、6月下旬 から相次ぎました。現在、下記3件を掲載しています。  効果が少ないと(クリックが無いと)、来月以降継続できません。(^^;)  皆さんも是非ご協力を!! **** PR 【インズウェブ 夏の自動車保険見直しキャンペーン実施中 】****** ■□ ┏━━━━━━━┓ ■□ □■ ┃ JCB ┃ 自動車保険一括見積りご利用の方全員に! □■ ■□ ┃ ギフトカード ┃ もれなく!500円ギフトカードプレゼント! ■□ □■ ┗━━━━━━━┛ □■ ■□ ⇒⇒⇒ http://www.insweb.co.jp/ml_au018.htm ■□ ********************************************************************** *** PR **************【 楽天オート 出店者大募集! 】****************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ■■「楽天オート」に出店して、わずか1ヶ月で5台成約!?■■   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ その秘密を知りたい方は、すぐに出店資料請求を! 【お申込みは】⇒⇒ http://www.rakuten.co.jp/rnews/20020708/auto-pr/ ********************************************************************** **** PR ************************************************************** ■□■ ベストサービス・ベストプライスの車買取専門店カーリンク ■□■ ■ カーリンクで車を売却された御客様からこんな事言われました! ■ 「こんなに高く買取ったらあなたの会社は儲けがなくなるのでは・・」 ■ 車を高く売りたいあなた!先ずはカーリンク無料査定をお試しください! ■□■ ⇒⇒⇒ http://www.carlink.jp/ 0120−800−375 ■□■ ********************************************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【最近のニュース&トピックスから】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●日本のネット人口は、5,593万人or4,619万人? http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020702_1.html (総務省、情報通信白書) http://www.impress.co.jp/info/release/pages/20020702.htm (インプレス、インターネット白書)  総務省は、「平成14年版情報通信白書」を発表した。IT活用の進展状況につ いて記述した特集「IT活用型社会の胎動」、情報通信産業の動向と現状を報告 した「情報通信の現況」、e-Japan重点計画の動向などを報告した「情報通信政 策の動向」の3章で構成されている。  国内におけるインターネット利用者は、2001年末で5,593万人と報告された。 パソコンからの利用者が4,890万人、携帯電話/PHS/PDAからは2,504万人となっ ている(重複あり)。  インプレスは、日本のインターネット利用動向をまとめた「インターネット 白書2002」の刊行を発表した。日本のインターネット人口は、2002年2月時点で 4,619万6,000人。この1年間で、新たに1,356万人がインターネットを始めた形 で、さらに2002年末には、5,430万人に達すると予測している。  情報通信白書との数値の違いに関しては、「調査時期が違うことと、情報通 信白書は6歳以上の国民が対象だが、インターネット白書は16歳以上が対象」 としている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ブロードバンドユーザーが家庭内PCネットユーザーの3割を突破 http://www.vrnetcom.co.jp/webm/20020702/index.html  ビデオリサーチネットコムは、「Broadband Market Report」より、家庭内に おけるブロードバンドの普及状況とユーザーのWeb利用動向に関する調査データ を公表した。  家庭内PCインターネットユーザーに占めるブロードバンドユーザーの割合が、 今年4〜5月に行った調査で初めて3割を超えた。この5ヶ月間で約10ポイント 増加し、家庭内のブロードバンド化が急速に進んでいる。接続回線別では、AD SLユーザーが11.1%から18.9%に増加した反面、ダイヤルアップ(ISDN含む)ユー ザーは、68.1%から58.2%と約10ポイント減少。  ブロードバンドユーザー1人当たりの1ヶ月間のWeb全体の平均視聴ページ数 は2082.6ページ、平均利用時間は16時間4分32秒。一方、ナローバンドユーザー は同751.4ページ、同6時間37分40秒。ブロードバンドユーザーはナローバンド ユーザーに比べ約2.8倍のWebページを閲覧し、利用時間は約2.4倍長いという結 果となっている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2006年にはネット普及世帯の9割がブロードバンドに http://www.dir.co.jp/kj/Search/Search_020101.html  大和総研は、ADSLやFTTH、CATVといったブロードバンド環境の現状や将来に 関するレポート「ブロードバンドの将来1」を公開した。  2001年末の日本の世帯におけるインターネット普及率は、2000年末の32.6% から2001年末は52.4%に上昇した。このうちブロードバンド回線を利用してい る世帯は、2001年末で11.6%と2000年末の4.2%から急上昇した。  今後、インターネット普及率は、徐々に上昇の速度を緩めながら、2006年に は79.1%まで達すると予測。ブロードバンドは急速な上昇を続け、2006年には ネット普及世帯の88.4%を占める。回線別には、DSLが58.8%、FTTHが26.8%、 CATVが14.4%と予測。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ブロードバンドでますます身近になるIP電話〜現状と課題 http://watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0624/special.htm  「BBフォン」を始めとして、IP(Internet Protocol)を利用した電話サービ スが注目を集めている。パブリックなインターネット網を介してPCから通話で きる、所謂“インターネット電話”は従来から提供されているが、現在では、 独自のIPネットワークを利用した電話サービスも含め「IP電話」と呼ばれる傾 向にある。  ・IP電話の現状  ・緊急通報に弱点〜IP電話の課題  ・無線LANやIPv6 〜IP電話の新技術  ・IP電話事業者ピックアップ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●BB市場の覇者になれるのか〜孫正義氏の最後の賭け http://www.be.asahi.com/20020706/W13/0056.html  ソフトバンクの孫正義社長(44)は、爆発的に市場が膨らむブロードバンド (BB、高速・大容量通信)業界の覇者になれるのか。  業界に価格破壊をもたらし、「インターネットの伝道師」といわれた孫氏に とって、ITバブル崩壊の影響は極めて深刻だ。投資や企業買収を繰り返した業 態を「虚業」と揶揄(やゆ)されて来た孫氏が、通信事業という「実業」に進 出する挑戦は、資産を切り売りしながらの「最後の賭け」になる。  意表を突く構想を派手な記者会見で打ち出す孫氏の手法は「発表会経営」と 呼ばれてきた。かつては、社会や証券市場を驚かせ、ソフトバンクの株価を跳 ね上げた。だが今、メディアの扱いは冷静で、株価もほとんど動かない・・。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「2ちゃんねる」の社会とデマゴーグ〜ネットは愚衆政治の典型か http://watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0617/special.htm  ワールドカップと「2ちゃんねる」の共通点は?どちらも団塊ジュニア世代 (1971〜1975年生まれ)を主要な受け手として抱え込みつつ、大きなムーブメ ントを形成している点。  2ちゃんねるが発祥とされる先日のTBC個人情報流出事件や、2月に発生した 一般群集を巻き込んだ吉野家新宿靖国通り店の「吉野家祭り」など、今年に入 ってからもさまざまな話題を提供している巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」。  その多くは、イベント、事件などが特定のスレ上でもりあがる「祭り」と呼 ばれる事態が2ちゃんねるの外へと波及することで起こったものだ。  ・「祭り」〜注目を集める2ちゃんねるの動向  ・「祭り」と集合行動の問題  ・衆愚政治とインターネット  ・サッカーと2ちゃんねるとデマゴーグ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●実践!Eメールマーケティング〜人気メールマガジンの秘訣 http://www.current.co.jp/info/release_index.html  カレンと70万人の会員数を持つオプトインメールサービスを運営するアイブ リッジは、共同で「Eメールマーケティング調査」を9月まで実施する。  第1回のテーマは「好かれるメルマガとは?」で4月に実施した。調査結果 を見ると、メールマガジンの長さについては、“プリントアウトした際にA4用 紙で1枚程度”を適切とする回答者が70.4%、発行頻度については“週1回” が53.6%でトップを占めた。  また、好かれるメールマガジンには下記の4要素があり、発行目的や想定読 者に応じてこれらのバランスが必要。特に、これまであまり重視されなかった “親しみ・ぬくもり”について注目すべきとしている。  ・コンテンツ構成力:レイアウト、文章、文章構成など  ・親しみ・ぬくもり:編集後記、人柄(書き手のキャラクター)など  ・情報力 :情報量、新鮮な情報など  ・インタラクティブ:クーポン、懸賞、クイズ、占い、URLリンクなど ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●W杯バブルでアクセス急増も、収益悪化とまらぬニュースサイト (日経ネットビジネス2002年7月10日号より) http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNB/NNB_TOPICS/20020709/1/  シュートの1分後にサイトにアップ――W杯開催中、激しい速報合戦が繰り広 げられたニュースサイト。アクセス数もうなぎ登りだ。だがその裏側には、サ イトの閉鎖も考えるほどの苦しい状況が見え隠れする。  広告収入は2000年をピークに減少し、今は横ばい。バナー広告がページビュ ーに比例したのは2年前まで。現在はページビューが増えるほどコストがかさ み、収益は悪化する。  どこで収益を得るかが見えてこない。特効薬は簡単に見つかりそうにない。 一見活況を呈しているその裏で、深刻な事態が進行している。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●e-Japanがネット企業を殺す。じわじわと進む「民業圧迫」 (日経ネットビジネス2002年7月10日号より) http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNB/NNB_TOPICS/20020709/1/  2005年を目標にIT産業の育成や「電子政府」化を進め、日本再生を図るe-Ja pan戦略。その旗の下、急速に進む公的部門のIT化が、皮肉なことに根付いて来 たネット企業に対する脅威となりつつある。  e-Japanに後押しされ、求人情報(厚生労働省)、特許情報(特許庁)、気象 情報(気象庁)、ニュース配信(NHK)、ネット決済(郵政事業庁)などインタ ーネットを利用した行政サイドのサービスが続々登場した。  いずれも“無料サービス”で、民間企業がしのぎを削って育ててきたたネッ ト事業と競合、民業を圧迫する。  情報を無料で配信することが当たり前になると、芽を出しつつある有料のコ ンテンツ産業は成り立たなくなる。水でも有料なのに、情報が無料というのは おかしい。国が税金を使って提供する無料サービスは、民間が行えないものに 限定すべきではなかろうか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●揺れる地上波デジタル放送。総務省主導で視聴者不在の強行突破へ (日経ビジネス2002年7月15日号より) http://nb.nikkeibp.co.jp/free/NBINDEX/20020711/102565/  総務省と放送局は予定通り来年末から地上波デジタル放送を始める方針。だ が、2011年にアナログ放送を打ち切るという計画は実現性が乏しい。肝心の視 聴者不在のままデジタル化という政策だけが独り歩きしていく。  疑問1:凍結・見直しを要求する声がなぜこんなにも多いのか? 〜アナ・アナ変換費用、2000億円以上に修正  疑問2:国費を投入しさえすれば、万事うまくいくのか? 〜9年後アナログ中止は無理  疑問2:放送局には本当に余計な費用負担が生じないのか? 〜国費除いても4000億円必要  疑問2:それではデジタル化で一体誰が得をするのか? 〜視聴者にもデメリットが多い  疑問2:誰にもメリットをもたらさない政策をなぜ推進するのか? 〜役所特有の“慣性の法則” ********************************************************************** ◇電網かわら版は、『まぐまぐ(ID:0000005947)』『Macky!(ID:0079)』  『melma!(ID:m00017577)』で発行しています。 ◇配信の停止や配信先の変更は、下記でお願いいたします。バックナンバーも  ご覧いただけます。 http://www.micle.co.jp/kawara.htm ◇内容および広告掲載等のお問い合わせは、 info@micle.co.jp へ。 ◇電網かわら版『必読!ITメディア』の全文または一部の文章を、許可無く転  載することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ 企画・制作・発行 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□ 〒242-0006 大和市南林間2-8-12-203 046-271-3336(Tel),3337(Fax) **********************************************************************